けっこう仮面

アナウンサー養成の超名門校、テレビ局やマスコミとも強いつながりを持っている、マングリフォンアナウンス学院。その教育方針は、規律！監視！スバルタ教育！そしてオチコボレには容赦ないお仕置が待っているという厳しいもので、生徒たちには外出の自由さえなかった。そんな学院の生徒、高橋真弓は帰国子女で漢字はロクに分からない。講師に虐められることも再三で、授業ではいつも苦労していた。それでも女子アナを夢見て頑張っているのだ。若菜と純は、そんな真弓の、良き友人だった。そんなある日、真弓は鬼講師に呼び出され謎のお仕置き部屋へとつれていかれる。地下室に監禁され、下着姿で木馬に縛り付けられた真弓を、講師の須藤、仲田、押尾、さらに教頭、学院長が取り囲んでいる。そこに、マスクをかぶった謎の女が飛び込んできた。顔はマスクで隠しているが全裸。見事な曲線美、美しい乳房。すべてをさらけ出し、女はやって来た。「けっこう仮面参上！」。女はそう名乗ると、ヌンチャクを振りかざし、講師達に挑みかかる。仲田、押尾が、ヌンヂャクの餌食となり倒される。そして須藤には大跳躍からの、フライング開脚アタック！この大技＝“おっぴろげジャンプ”こそ、けっこう仮面の必殺技なのだ。さて、その正体は一体何者か？マングリフォン学園の存続と教師の意地をかけた戦いが、今始まった。