ミシェル・ヴァイヨン

ル・マン24時間レースへの出場が決まった“ヴァイヨン・チーム“。出場を喜ぶミシェルたちだったが、復讐に燃える“リーダー・チーム“が、様々なレース妨害工作を画策。その魔の手がミシェルたちに忍び寄っていた……。
公開日
2003年12月20日(土)
監督
ルイ=パスカル・クーヴレール
脚本
リュック・ベッソン ジル・マランソン
撮影
ミシェル・アブラモヴィッチ
出演
サガモア・ステヴナン ディアーヌ・クルゲール ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ ジャン=ピエール・カッセル フィリップ・バス ステファノ・カセッティ フランソワ・レヴァンタル ステファーヌ・メッツガー
製作年
2003
製作国
原題
MICHEL VAILLANT
上映時間
104
INTRODUCTION
リュック・ベッソン監督の最新作。F1レーサーのミシェル・ヴァイヨンを主人公に、ミシェルの父で歴代の名レーサー、アンリが率いる青いマシーンの“ヴァイヨン”レーシングチームと、宿敵である赤いマシーンの“リーダー”レーシングチームとの対決。ル・マン24時間レースを目指す男たちと一人の女のレーシング・アクションだ。原作はこれまでに全64巻が刊行されているジャン・グラトンのヨーロッパ圏を代表する人気コミックだ。フランスをはじめとしてオランダ、ドイツ、イタリア、ポルトガル、スペイン、インドネシア等の国々で合計2,000万部以上が販売されている。原作では、主人公ミシェル・ヴァイヨンが、アンドレッティ、セナ、シューマッハ、ハッキネンといった実在のレーサーたちと世界中の様々なグランプリ・レースやル・マン24時間レースでデッドヒートを繰り広げる。本作では、リュック・ベッソンによって、原作の主要キャラクターを登場させて全く新たに書き上げたオリジナル・ストーリーとなっている。
STORY
主人公ミッシェル・ヴァイヨンの母親、エリザベスは夜中にショックで目を覚ます。“ル・マン24時間レース”でミシェルが敵となる“リーダー・チーム”とデッドヒートを繰り広げ、激しい事故を起こす夢を見たのだ。そこで、ミシェルは自分がル・マンに出る予定がないこと、“リーダー・チーム”がボスの死後レースに出場していないことから、夢で見たようなことは起こらないと言い安心させた。カナダでのラリー。“ヴァイヨン・チーム”のミシェルとその助手デイヴィッドの車は、宿敵であるクレイマーと助手ホーキンスの車を制して優勝する。ミシェルの父でチーム・リーダーのアンリは、次回のル・マン24時間レースに出場できることになったと発表した。しかし、悪夢の実現を恐れる母エリザベスの顔は曇る。ルース・ワン率いる“リーダー・チーム”が5年の沈黙を破って次回のル・マンに再登場することが発表された。かつて“リーダー・チーム”のボスだったルースの父は宿敵アンリ・ヴァイヨンに一度も勝つことができず、屈辱にまみれて死んでいったのだ。ルースは復讐に燃えている。一方、悪夢が更に近づいたことを知った母エリザベスは心配でならない。クライマックスのル・マン24時間レース。“リーダー・チーム”のルースは、自分たちのドライバーやマシンが“ヴァイヨン・チーム”より劣っていることに焦り、様々なサボタージュ攻撃をしかけてくるが、ミシェルたちはこれを何とか切り抜け、遂にレースがスタート。ルースはアンリを誘拐し、「レースに負けなければアンリを殺す」とまでにミシェルを脅迫する。果たしてヴァイヨンたちはアンリを救出し、レースに勝つことができるのか。
CASTING
●サガモール・ステヴナン(ミシェル・バイヨン) 1974年6月9日、パリ生まれ。90年、「La revolte des enfants」でデビュー。主な出演作は「La Rotale」(91)、「Les Freres Gravet」(94)、「La nouvelle tribu」(96)、「Comme une bete」(97)、「ロマンスX」(98)、「Le cocu magnifique」(99)など。 ●ディアーヌ・クルージェ(ジュリー・ウッド) 1975年7月15日、ドイツ生まれ。92年、「ELLE」、「madame Figaro」などファッション誌のモデルとなる。シャネル、ディオール、ウンガロなどのブランド広告に起用される。2002年、「僕のアイドル」で映画デビュー。主な出演作は「The Piano Player」(02)など。 ●ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ(スティーヴ・ウォースン) 1978年1月28日ヨハネスブルク生まれ。98年、「グッバイ・モロッコ」で映画デビュー。主な出演作は「ザ・ビーチ」(98)、「ザ・ブロンド爆弾最後のばら」(00)、「バンド・オブ・ブラザース」(01)など。
配給会社
アスミック・エース

ShareSNSでシェアしよう!

TOP