女神が家(ウチ)にやってきた

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生真面目すぎる性格が災いして、妻子に逃げられた弁護士ピーター。出会い系チャットにハマッた彼は、そこで同業種の美女と知り合い、デートの約束を取りつけ有頂天。ところが実際に現れたのは脱獄犯シャーリーだった。
公開日
2003年10月18日(土)
監督
アダム・シャンクマン
脚本
ジェイソン・フィラルディ
撮影
ジュリオ・マカット
音楽
クイーン・ラティファ
出演
スティーヴ・マーティン クイーン・ラティファ ユージン・レヴィ ジョーン・プロウライト ジーン・スマート アンガス・T・ジョーンズ ミッシー・パイル マイケル・ローゼンバウム ベティ・ホワイト スティーヴ・ハリス ジム・ヘイニー
製作年
2003
製作国
原題
BRINGING DOWN THE HOUSE
上映時間
105
INTRODUCTION
スティーブ・マーティン&クイーン・ラティアの競演の全米NO.1大ヒット作「女神が家にやってきた」は、ハチャメチャなヒロインの登場によって生活をかき乱された弁護士が、いつしか本当の自分に気づかされていくハートフル・コメディ。建前だけで生きてきた弁護士ピーターと、本音むき出しのシャーリーン、二人の運命の出会いは思いもよらない方向へと物語が展開して、ピーターの人生は素敵な魔法にかかっていくのだ。監督は、「ウェディング・プランナー」で世界中をハート・ウォーミングな感動で包み込んだアダム・シャンクマン。弁護士のピーター役には、”キング・オブ・コメディ”の名にふさわしいスティーブ・マーティン。典型的なカタブツ男が次第に心を開いていく様子を、見事に演ている。ピーターの運命の女神となるヒロインのシャーリーン役には、「シカゴ」でアカデミー賞にノミネートされたクイーン・ラティファ。《人生リフォームの匠》というカリスマ性のある役も、ラップ界の女王ならではの大胆な演技で魅せてくれる。
STORY
弁護士、ピーター・サンダーソン(スティーブ・マーティン)は今時珍しいほどの堅物だ。生真面目すぎる性格とワーカホリックのため、妻子は愛想をつかして出ていってしまった。ピーターは自分なりに家族を愛していて、どこに落ち度があったのか、離婚して2年たった今でも理解できずにいる。そんな時、出会い系サイトのチャットにハマり、そこで出会った魅力的な女性弁護士シャーリーンに胸ときめかせる。デートの約束をとりつけ、ピーターだったが、現れたのは美人弁護士どころか、写真も経歴も全くの別人。さらに悪いことに、彼女は巷のニュースを騒がせている脱獄囚だったのだ!シャーリーンはピーターの家に居座り、仕事を妨害するありさま。彼女は強盗の罪で逮捕されたが、全くの濡れ衣だという。その無実を弁護士であるピーターに証明して欲しいというのが狙いだった。厄介払いしたいピーターは彼女の要求に応じることにする。夏休み中の娘と息子、思春期の娘サラと、小学生になっても文字が読めないジョージーを預かることになったピーターは、シャーリーンを“子守り”と偽って家に置く。だが、意外とシャーリーンは優秀だったのだ。怪しげなパーティーに連れ込まれたサラを、シャーリーンは単身乗り込んで救出。おまけに連れ込んだ相手の男を徹底的に叩きのめしてしまう。また、親や教師がどんなに教えても文字が読めなかったジョージーだったが、シャーリーンが与えたポルノ雑誌で文字が読めるようになってしまう。彼女はそのワイルドな外見や態度とは裏腹に、優れた知性ととびきり温かなハートの持ち主だったのだ。、型破りで大胆なシャーリーンのせいで、ピーターのペースは狂ってしまうが、そこに今まで隠れていたピーターの誰よりも寂しがり屋の本当の姿が見えてくる。そんな時、ピーターのクライアントに彼女が脱獄囚であることがバレてしまった。シャーリーンの無実を証明しなければとピーターは、ギャングの溜まり場へ潜入していくのだった。さて、彼女の無実は証明されるのであろうか。
CASTING
●スティーヴ・マーティン(ピーター・サンダースン) 1945年8月4日生まれ。テキサス州出身。60年代後半にTVライターとなり、エミー賞を受賞。1975年には伝説的TV番組「サタデー・ナイト・クラブ」のホスト役を手がけ、映画デビューは自ら脚本・出演した「The Absent-Minded」。主な出演作は、「天国から落ちた男」(79)、「四つ数えろ」(82)「2つの頭脳を持つ男」(83)「サボテン・ブラザース」(86)「愛しのロクサーヌ」(87)「花嫁のパパ」(91)など。2001年、第73回のアカデミー賞授賞式では総合司会に抜擢され、7つのエミー賞のノミネートを受けた。この業績を認められ、マーティンは第75回のアカデミー賞授賞式でも総合司会を務めている。 ●クイーン・ラティファ(シャーリーン) 1970年3月18日生まれ。さまざまな肩書きを持つ彼女は、ミュージシャン・女優・トークショウのホスト・レコード会社の社長、アーティスト・マネージャー、本の著者、興行の主催者と驚くほど多彩な活躍を見せている。1994年にはベスト・ソロ・ラップ・パフォーマンスとしてグラミー賞を手にしている。映画デビューはスパイク・リー監督の「ジャングル・フィーバー」(91)で、その後「セット・イット・オフ」(96)「ボーン・コレクター」などに出演。 ●ユージーン・レヴィ(ハワード) 1946年生まれ、カナダ出身。ギャグ番組『SCTV』(81~84)のシリーズでエミー賞脚本部門を2度受賞。主な出演作は「アメリカン・パイ」(99)、「セレンディピティ」(01)、「ドッグ・ショウ!」(00)、「スプラッシュ」(84)「キャノンボール/新しき挑戦者たち」(89)「クローンズ」(96)、「花嫁のパパ2」(96)など。 ●キンバリー・J・ブラウン(サラ・サンダースン) 1984年生まれ。「Tumbleweeds」(99・未)の南部なまりのエヴァ役で絶賛され、オスカーとゴールデン・グローブのノミネーションリストに推薦を受けた。ニューヨーク・タイムズはこの彼女の演技を「今年最高の子役演技」と絶賛。TVや舞台での活躍のほか、98年の「バグズ・ライフ」では声優もつとめている。 ●アンガス・T・ジョーンズ(ジョージー・サンダースン) 現在9歳。本作の前には実話を基にした感動作「オールド・ルーキー」(02)で主人公デニス・クエイドの息子役で出演したほか、「スポット」(01)、「背信の行方」(99)などに出演。
配給会社
BVIJ

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