ブラック･マスク2

高名な遺伝子学者が暗殺される事件が相次いだ。次の標的は日本のある学者だという。福岡にある研究所を謎のグループが襲ったが、ブラックマスクが学者を救い出した。謎のグループに戦いを挑むブラックマスクだが、敵の一人が、「お前は俺と同類だ…」。と奇妙な言葉を残した。究極の格闘技イベント“スマッシュマウス”が、巨大なドームの中で行なわれる。メイン･イベントは“ヘルレイザーVSイグアナ”。しかし、試合の直前に、イグアナは突如、苦しそうにうずくまる。イグアナの肉体に変化が起きている。体がだんだん本物のイグアナのように変貌。彼はリング外で暴れはじめ、観客たちはパニックになる。凶暴化したイグアナは観客をなぎ倒し、ドームの外へと向っていった。暴走するイグアナを止めたのはブラックマスクだった。ブラックマスクは、この事件の裏に何か巨大な陰謀があると感じていた。イグアナの解剖を担当したのは、美しい女医、遺伝子学者のマルコ。ブラックマスクは、彼女の力を借りるためにこの街に来たのだが、彼女にもあの謎のグループが襲い掛かってきた。“スマッシュ･マウス”の背後には人間のDNAを操ろうとする、闇の組織の陰謀があった。罠と知りつつキングの下を訪ねるブラックマスクだが、敵の仕掛けた罠は巧妙だった。そして、ブラックマスクは遺伝子操作をされてしまう。敵はブラックマスクを封じ込め、さらに巨大な陰謀を実行しはじめるのだった。