ウェルカム・トゥ・コリンウッド

(C) 2002 PANDORA INC. ALL RIGHTS RESERVED.
コジモは刑務所で終身刑の囚人から強盗の犯罪計画を聞き、その儲け話を実行するために脱獄計画をたてる。クリーブランド東部の労働者階級の街、コリンウッドのゴロツキたちにもボロ儲けのチャンスがやってきた。コジモは“ムリンスキ”を15,000ドルで買収しようと企てる。ゴロツキにとって、身代わり囚人を3年間我慢すれば獲得できるオイシイ金額だからである。そこで、愛人ロザリンドを使って自分の身代わりを仕立てて脱走しようとする。ところが、身代わりになるどころか、誰もがコジモの「ベリーニ」の分け前を狙って、仲間入りをしたくなる。ロザリンドはすぐに男5人を調達したものの、ドジを踏みそうな連中ばかりである。刑務所にいるコジモから強盗計画の詳細を聞こうと集まったのは、負けっぱなしのアマチュア・ボクサーのペロを筆頭に、赤ん坊を連れたライリーや女たらしのベイジルといった役立たずばかり。金庫破りの達人ジャージーが伝授したアドバイスを頼りにして、「ベリーニ」大強奪作戦を開始するが、計画はねじれて思わぬ方向へと展開する。
公開日
2003年8月23日(土)
監督
アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ
脚本
アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ
撮影
リサ・リンズラー チャールズ・ミンスキー
音楽
マーク・マザーズボウ
出演
ジョージ・クルーニー サム・ロックウェル ウィリアム・H・メイシー マイケル・ジェッター イザイア・ワシントン アンドリュー・ダヴォリ ルイス・ガスマン パトリシア・クラークソン ガブリエル・ユニオン ジェニファー・エスポジート
製作年
2002
製作国
アメリカ
原題
WELCOME TO COLLINWOOD
上映時間
86
INTRODUCTION
「ソラリス」、「オーシャンズ11」、「コンフェッション」と言えば、ジョージ・クルーニーとスティーブン・ソダーバーグのコラボレート。プロデューサーとしても「インソムニア」などを提供している。2人の出会いはソダーバーグが監督、クルーニーが主演した「アウト・オブ・サイト」(98)。すぐに意気投合し、強力なパートナーシップを結び、新たな才能のための2000年にワーナーブラザーズ内に自分達の独立プロダクション“セクション・エイト”を設立した。その第1回作品が本作「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」だ。出演は、「セレブリティ」のサム・ロックウェル、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシー、「ザ・ギフト」のマイケル・ジッター。また製作のジョージ・クルーニーも意外な姿で楽しんで共演している。監督のロッソ兄弟は今回が初めてのメジャー作品。1997年にソダーバーグが映画「エキゾポリス」(96)でスラムダンス映画祭に参加した際、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟の「Pieces」を観て、彼らの類い稀なる才能を大絶賛。1週間後にソダーバーグは彼らに連絡を取り、次回作を製作したいと申し出た。こうして彼らのハリウッド進出第一回作品はソダーバーグ&クルーニー製作という夢のようなバックアップの元に実現した。本作はカンヌ映画祭の監督週間に正式出品。クロージング作品として上映され、才能豊かな新鋭監督の登場に審査員、観客ともに大絶賛した。
STORY
コジモ(ルイス・ガスマン)は刑務所で終身刑の囚人から強盗の犯罪計画を聞き、その儲け話を実行するために脱獄計画をたてる。クリーブランド東部の労働者階級の街、コリンウッドのゴロツキたちにもボロ儲けのチャンスがやってきた。コジモは“ムリンスキ”(身代わりに刑務所で服役する男)を15,000ドルで買収しようと企てる。ゴロツキにとって、身代わり囚人を3年間我慢すれば獲得できるオイシイ金額だからである。そこで、愛人ロザリンド(パトリシア・クラークソン)を使って自分の身代わりを仕立てて脱走しようとする。ところが、身代わりになるどころか、誰もがコジモの「ベリーニ」の分け前を狙って、仲間入りをしたくなる。ロザリンドはすぐに男5人を調達したものの、ドジを踏みそうな連中ばかりである。刑務所にいるコジモから強盗計画の詳細を聞こうと集まったのは、負けっぱなしのアマチュア・ボクサーのペロ(サム・ロックウェル)を筆頭に、赤ん坊を連れたライリー(ウィリアム・H・メイシー)や女たらしのベイジル(アンドリュー・ダヴォリ)といった役立たずばかり。金庫破りの達人ジャージー(ジョージ・クルーニー)が伝授したアドバイスを頼りにして、「ベリーニ」大強奪作戦を開始するが、計画はねじれて思わぬ方向へと展開する。
CASTING
●ルイス・ガスマン(コジモ) プエルトリコ出身。ユース・カウンセラーとして働きながら、NBCのTVドラマ「マイアミ・バイス」出演で俳優になる。主な出演作は、「カリートの道」(93)、「スネーク・アイズ」(98)、「ブギー・ナイツ」(97)、「アウト・オブ・サイト」(98)、「マグノリア」(99)、「モンテ・クリスト伯」(02)、「パンチドランク・ラブ」(02)、「プルート・ナッシュ」(02)など。 ●アイザイア・ワシントン(レオン) 代表作はスパイク・リー監督「クロッカーズ」(95)、「ゲット・オン・ザ・バス」(96)、「ガール6」(96)、「クルックリン」(94)。その他、「ゴーストシップ」(02)、「ブルワーズ」(98)、「アウト・オブ・サイト」(98)など。 ●パトリシア・クラークソン(ロザリンド) 「ハイ・アート」(93)で認められ、インディペンデント・スピリット賞、全米批評家賞にノミネートされた。主な出演作は「アンタッチャブル」(87)、「ジュマンジ」(95)、「グリーンマイル」(99)、「プレッジ」(01)、「エデンより彼方に」(02)など。 ●サム・ロックウェル(ベロ) 97年の「キャメロット・ガーデンの少女」でバルセロナ映画祭最優秀男優賞を受賞。主な出演作は、「セーフ・メン」(98)、「ギャラクシー・クエスト」(99)、「真夏の夜の夢」(99)、「グリーン・マイル」(99)、「チャーリーズ・エンジェル」(00)、「ザ・プロフェッショナル」(01)「チャーリーズ・エンジェル」(00)など。

ShareSNSでシェアしよう!

TOP