ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密

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シッダは、ニューヨークに住む若手劇作家。そして、ルイジアナに暮らす母親ヴィヴィは、誰よりも美しく陽気で、ユーモアに満ちあふれている。しかし、気まぐれな彼女は、常識はずれのことを平気で行い、いつもまわりに迷惑をかけてばかり。そんな母に幼い頃から振り回されてきたシッダは、親子喧嘩によって落ち込み、恋人との結婚を延期すると言い出す。自分勝手に生きる母のように、結局は自分もなってしまうのではないか?と不安がよぎるのだった。そこに登場したのが「ヤァヤァ・シスターズ」。8歳のときからヴィヴィの生涯の友であり続けている3人の女性たちだ。ニューヨークに突然やってきた3人は、シッダに睡眠薬を飲ませ、飛行機に乗せてルイジアナまで連れて行く。友人の危機と見るや、何ものも怖れずに立ち向かうのが「ヤァヤァ・シスターズ」のやり方なのだ。こうして、型破りな仲裁作戦が始まった。 「ヤァヤァ」の4人組は、50年以上にわたって不屈のユーモアと危険を恐れない精神、そして寛大さでよい時も悪い時もお互いに分かち合い、それを1冊のスクラップブック、『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』に記録してきた。そこには、最愛の恋人を戦争で失った若い日のヴィヴィ青春時代や、才能を生かして何かになりたかったが平凡な主婦に収まったことなどが書かれてあったのだ。

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