エデンより彼方に

キャシーは誰もが認める“理想の主婦”。夫フランクは一流企業の重役で、2人の子供の良き母として、地域社会の中でも一目置かれる存在。ある日、残業のフランクのもとへ夕食を持って行った彼女は、オフィスで夫の秘密を知ってしまう。それ以来、心が不安定になったキャシー。そんな彼女を黒人の庭師レイモンドが気遣うようになり、2人は次第に打ち解けていく。 2002年のヴェネチア国際映画祭でジュリアン・ムーアが女優賞を獲得。
公開日
2003年7月12日(土)
監督
トッド・ヘインズ
脚本
トッド・ヘインズ
撮影
エドワード・ラックマン
音楽
エルマー・バーンスタイン
出演
ジュリアン・ムーア デニス・クエイド パトリシア・クラークソン デニス・ヘイスバート ヴィオラ・デイヴィス ジェームズ・レブホーン マイケル・ガストン セリア・ウェストン
製作年
2002
製作国
原題
FAR FROM HEAVEN
上映時間
107
INTRODUCTION
1993年度アカデミー賞主要4部門<主演女優賞・脚本賞・撮影賞・作曲賞>にノミネートされた他、合計78にも及ぶ映画賞を受賞・ノミネートされた作品。トッド・へインズ監督の最新作で、ジュリアン・ムーアが主演。1950年代ハリウッドの雰囲気、リアルな色彩感覚と音楽、そして感動的なストーリーに、誰もが涙を流した。世界中から高い評価と賞賛が贈られている。ヒロイン・キャシーを演じているのは『ハンニバル』で注目のジュリアン・ムーア。脚本段階で既にムーアを念頭において書かれただけに、まさにハマリ役となり、ヴェネチア映画祭主演女優賞を受賞したほか、世界各国で15の主演女優賞に輝いた。キャシーの夫フランクにはデニス・クエイドが演じる。『オールド・ルーキー』など、これまで男性的な役柄が多かったが、本作では繊細な演技に新境地を見せ、ニューヨーク映画批評家協会賞の助演男優賞を受賞した他、多数の映画賞に受賞・ノミネートされている。トッド・へインズの長編4作目となる今回は、スティーブン・ソダ―バーグ監督とジョージ・クルーニ―がトッドの才能に魅かれ製作総指揮を買って出た。撮影監督には『ヴァージン・スーサイズ』『エリン・ブロコビッチ』で知られるエドワード・ラックマン。アカデミー賞を受賞した衣装デザイナーのサンディ・パウエルも参加。音楽は『モダン・ミリー』でアカデミー作曲賞に輝いた重鎮エルマー・バーンスティン。最高のキャストとスタッフによって最高の作品ができあがった。
STORY
キャシー・ウィテカー(ジュリアン・ムーア)は裕福な家庭の主婦として何不自由なく暮らしていた。夫のフランク(デニス・クエイド)は、一流企業の重役。二人の子供の良き母親として、地域社会の社交活動にも忙しい日々を送っている。そんな生活に異変が起きはじめた。フランクが路上で酔いつぶれ警察に保護されたのだ。フランクは泥酔の原因については重く口を閉ざしたままだった。レイモンド(デニス・ヘイスパート)は、ウィテカー家が雇っていた庭師の息子で、死去した父の代わりにやってきた。妻と死別していること、娘が1人いることなどを話すうち、キャシーは彼に打ち解けていった。数日後、フランクから残業を知らせる電話がかかってくる。キャシーは残業のための夕食を持って夫のオフィスへ。そこで、彼女が見たものは。夫の秘密を知ってしまった日を境に、2人の関係はぎくしゃくしてしまう。週末、親友のエレノア(パトリシア・クラークソン)に誘われて現代美術の展示会に出かけたキャシーは、会場で娘を連れたレイモンドと偶然会い、彼が美術に詳しく知的であることに驚き感心するのだった。ウィテカー邸で開かれたパーティの後、フランクはキャシーにフラストレーションを爆発させる。次の日、涙をこらきれずにひとり泣いているキャシーを見かけて、レイモンドが声をかける。知性と感受性豊かで思いやりあふれるレイモンドとの会話は、沈んでいた彼女の心を解き放ってくれた。キャシーはレイモンドといると、不思議とくつろぐ。そんな二人の姿を見て、ゴシップ好きのモナ(シリア・ウエストン)が噂を街中にながしてしまうのだった。
CASTING
●ジュリアン・ムーア(キャシー・ウィテカー) 1960年、米国ノースカロライナ州生まれ。「ゆりかごを揺らす手」(92)、「逃亡者」(93)での演技で注目される。「42丁目のワーニャ」(94)でボストン映画批評家協会賞を受賞。「ブギーナイツ」(97)ではアカデミー賞とゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされる。主な出演作は、「ショート・カッツ」(93)、「ジュラシック・パーク」(97)、「ハンニバル」(01)、「めぐりあう時間たち」(03)など。 ●デニス・クエイド(フランク・ウィテカー) 1954年、米国テキサス州生まれ。1975年、ジョナサン・デミ監督の「クレイジー・ママ」で映画デビュー。「ヤング・ゼネレーション」(79)で注目され、「ライト・スタッフ」(83)でスターの仲間入り。主な出演作は「インナー・スペース」(87)、「愛と悲しみの旅路」(90)、「ワイアット・アープ」(94)、「トラフィック」(00)、「オールド・ルーキー」(02)など。 ●デニス・ヘイスバート(レイモンド・ディーガン) 1945年、米国カリフォルニア州生まれ。1989年、「メジャー・リーグ」で映画デビュー。「ラブ・フィールド」(92)で注目される。主な出演作は「メジャー・リーグ2」(94)、「ヒート」(95)、「目撃」(97)がある。 ●パトリシア・クラークソン(エレノア・ファイン) 1959年米国ルイジアナ州生まれ。1987年、「アンタチャブル」で映画デビュー。「グリーンマイル」(99)ではサターン賞助演女優賞を獲得。主な出演作は、「ジュマンジ」(95)、「プレッジ」(01)、「THE STATION AGENT」(03)など。
配給会社
20世紀フォックス映画

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