ホーリー･スモーク

オーストラリアに住む、若さと美貌に恵まれた魅力的な女性ルースは、友達のプルーと一緒にインドを旅する。そこで、ヒンズー教の導師ババの儀式に参加して、虜になってしまい導師ババと結婚すると決意してしまう。プルーから事情を聞いたルースの母親ミリアムと父親のギルバートは専門家に相談。アメリカのカルト脱会請負人の第一人者P･J･ウォータースを紹介される。母親はウソをついてインドからルースを連れ戻し、洗脳を解くためにP･J･ウォータースに引き渡した。P･Jは3日間で彼女の洗脳を解くと宣言した。 1日目は、砂漠の真ん中の“避難小屋”でババの教えに対する反論をする。2日目は、ルースが寝ている間に彼女のサリーを奪い、小屋の屋根の上のアンテナに結び付ける。そしてインドでのインチキ体験を語る。そしてクレイジーなカルト集団の行いの報道ビデオを家族と一緒に見せる。すると、その夜、全裸のルースが屋根のサリーに火を放ち、泣いている。洗脳は解けたのだ。そして依頼人とは寝ないとしていたＰ･Ｊだが、ルースの扇情的な行動がきっかけで、魅入られたように自らの欲望を解放してしまう。 今、二人の男女が魂と肉体を解放し、誰も経験したことのない 、新しい関係を生み出そうとしていた。