K-19

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1961年、ソ連の原子力潜水艦K-19が処女航海に出る。新艦長ボストリコフと副長ポレーニンが対立するなか、艦内の原子炉で異常が発生。乗組員は核戦争につながりかねない放射能漏れを、必死に食い止めようとするが……。
公開日
2002年12月14日(土)
監督
キャスリン・ビグロー
脚本
クリストファー・カイル
撮影
ジェフ・クローネンウェス
音楽
クラウス・バデルト
出演
ハリソン・フォード リーアム・ニーソン ピーター・サースガード クリスチャン・カマルゴ ピーター・ステッビングス ジョス・アックランド
製作年
2002
製作国
英=独=米=カナダ
原題
K-19: THE WIDOWMAKER
上映時間
138
INTRODUCTION
見えない海の中で、この世の終わりになりかねない危険度200%のパニックが起きた。ウィドーメーカーという不吉な異名を持つ原子力潜水艦K-19の処女航海。きっかけは、原子炉の冷却回路に生じたほんの一筋のひび割れだった。こんな小さなものが、数時間後に放射能漏れを起こし、全世界を一瞬で壊滅させる冷戦時代の核戦争を引き起こしかねない大惨事へと発展。ソ連の英知を結集させた艦の乗組員128人を恐怖とパニックのどん底に突き落とした! 全長114メートル、排水量4000トン、北大西洋のまっただ中を猛スピードで走る被爆した艦、K-19の中で、生死をかけた想像を絶するパニックアクションがノンストップで展開する。映画史上、いや人類史上最悪のトラブルとなったこのパニックを超えるものは、もう存在しないであろう。総製作費125億円、構想5年、撮影日数150日。そして世界の歴代スターNO1の興行収入を稼ぐ男、ハリソン・フォードが過去最高の出演料(約30億円)を受け、製作総指揮にも名を連ねるほどの意欲を見せて製作された映画「K-19」は7月19日に全米で公開。 ハリソン演じる艦長が、原子炉溶融のカウントダウンが迫る中で全力を尽くして部下を守り抜く姿と、「エアーフォースワン」以来5年ぶりに見せたアクションに全世界が沸き上がり、「インディジョーンズ4」の出演決定にもうなずける見事な活躍を披露している。 「シンドラーのリスト」でアカデミーノミネートを受け、本作で副長を演じたリーアム・ニーソンの何事にも動じない冷静沈着な演技もさることながら、10代~20代の若き乗組員を演じた21世紀期待の新星、ピーター・サースガード、クリスチャン・カマルゴを始めとする若手スターの美しく儚いまでの死闘ぶりにも目と心を奪われる。国家と仲間を守るために命をかけた男の戦いのド ラマは、1961年、アメリカとソ連の冷戦時代の実話に基づいている。 しかし一触即発の情勢の中で、この事件は28年間封印されていた。 ハリウッドで大胆な演出とアクションに定評がある女性監督のキャスリン・ビグローはこの隠された危険なドラマに心惹かれ、5年の歳月をかけて映画化させた。「もしあのとき。原子炉溶融が本当に起こっていたら、私たちは今日ここに存在していなかった。彼らの物語を風化させてはいけない」と語る。冷戦を背景に、心と肉体と魂に宿る勇気をテーマにしながらも、現代社会に警鐘を鳴らす予知敵作品として、映画の枠を超えて語り継がれていくにちがいない。
STORY
ミハイル・ボレーニン(ニーソン)は経験豊富な潜水艦船長として部下の信頼と尊敬を集めていたが、ソ連国家首脳部は、原子力潜水艦K-19の処女航海を指揮するには及ばないと判断し、代わりにアレクセイ・ボストリコフ(フォード)を新艦長に任命する。鉄の意志を持った、強烈な「職務指向の人「ボストリコフは、1961年6月18日、1600時間の航行予定で出航した。 ポレーニンは、長年培った実践力を生かすべく、副長として乗艦するが、二人の意見はしばしば対立する。 唯一共通するのは海軍と祖国への忠誠心である。ある時、ボストリコフは、艦と乗組員の力を測るために、乗務員に命じて船が耐えられる安全潜航深度限界の海中300メートルまで潜航させた。 肉体と精神がギリギリまで試される過酷な試みは成功し、テストミサイルの発射が可能になる。これを機に、モスクワ本部はK-19に運命の任務を課す。進路を西にとり、ワシントンDCとニューヨークを結ぶ海岸線からわずか400キロ沖に位置するNATOの偵察基地を通り抜けていくというものである。 その時すでに艦には故障が生じていたが、それに気づかないボストリコフは、祖国に命令に従い、最後の航行へと乗り出していく。1961年7月4日、偵察任務を遂行するK-19を、全世界を巻き込みかねない大惨事が襲った。冷却装置のひび割れから漏れは生じ、原子炉が徐々に加熱し始めたのである。1000度に達すれば、炉心は溶融し、大惨事は免れない。高濃度の放射能を帯びる原子炉の隔室が破損することになれば、大量の放射能が艦内に漏れ広がる。原子炉の爆発により、ミサイル弾頭が発射されてしまえば、NATO基地の鼻先であるだけなおさら事態は最悪となり、第3次世界大戦への引き金となるのは間違いない。窮地に立たされた乗組員たちは、漏れをくい止めるべく、必死の作業にあたるが、その甲斐もむなしく、一人また一人と被爆していく。 史上最悪の事故におそわれた密室の中で、ボストリコフ艦長はある決断を下す。国家と乗組員の命をかけて。
CASTING
●ハリソン・フォード 1942年7月13日、イリノイ州シカゴ生まれ。7本もの超ヒット主演作を持つ輝かしいキャリアの中で、アメリカ映画の典型的なヒーロー像を確立した。本作は36本目の出演作となる。デビューは1966年、「現金作戦」でのベルボーイ役。1973年、人気作「アメリカングラフティ」に出演後、1977年「スターウォーズ」のハン・ソロ役を得て一気にスターダムへ。 ●リーアム・ニーソン 1952年6月7日、北アイルランド出身。 デビュー作はアーサー王伝説の映画版「エクスカバリー」。以後30作もの作品に出演。大ヒット作は「スターウォーズエピソード1」、「マイケルコリンズ」、「シンドラーのリスト」がある。最新作は「ギャングオブニューヨーク」。 ●ピーター・サースガード 1998年、「仮面の男」でレオナルドデカプリオと競演で名を知られる。初期の出演作品は「デッドマン・ウォーキング」、ボーイズドントクライ」等。最近作は、ウェイン・ワン監督の「The Center of The World」 ●クリスチャン・カマルゴ ウィリアム・ジェニングズの「ハーレムアジア」でデイモン・ウェアンズと共演。以降「ダブルバング」「リップサービス」などの作品やブロードウェイで舞台にも立っている。 ●キャスリン・ビグロー(監督) 1951年11月27日生まれ。カリフォルニア州出身自からの制作会社ファースト・ライト・プロダクションにてこの5年間「K-19」の制作に打ち込んできた。1983年、初の長編作品「ラブレス」を監督。映画祭等で高い評価を受ける。「ハートブルー」「ブルースチール」 「ストレンジ・デイズ」のメガホンをとる。 ●クリストファー・カイル(脚本)インディアナ州出身でニューヨーク在住。これまで手がけた作品は、「ザ・ウエイト・オブ・ウォーター」「アレキサンダー」「ザ・セーフティネット」。現在、ロン・ハワードの作品に向けて脚本を執筆中。 ●クラウス・バデルト(音楽)母国ドイツにて多数の映画音楽・コマーシャル音楽を作曲。主な作品に「エネミーー・オブ・アメリカ」「フェイスオフ」「シン・レッド・ライン」「グラディエーター」「xメン」「ハンニバル」等
配給会社
角川ヘラルド映画

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