チョコレート

保守的な考えの父親をもつハンクと息子のソニー。ふたりは州立刑務所の看守の職に就いていた。黒人嫌いのハンクは、心優しい息子のソニーが近所の黒人と親しくするのを好まななかった。黒人の囚人ローレンス･マスグローヴの処刑の日、ハンクとソニーが電気椅子に向かうローレンスに付き添うことになったが、慣れないソニーは執行の直前に取り乱してしまう。刑の執行後、ハンクはそんなソニーの態度を厳しく叱った。 2001年の米アカデミー賞でハル･ベリーが主演女優賞、2002年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)を受賞。