マン・オン・ザ・ムーン

(C)Marubeni/TOHO-TOWA
1975年、多くのコメディアンやタレントを世に送り出すことで定評のあるTV番組、サタデー・ナイト・ライブで実質的なデビュー。その特異なキャラクターと前衛的な芸風で一躍売れっ子となるが、あまりに前衛的であるがゆえに、彼のパフォーマンスは多くの誤解を招くことになる。そしてついにTVの番組からも降ろされ、失意のうちにいつしか忘れられていく。そんな彼が最後に見せる一世一代のパフォーマンス。 日本ではまったく知られていないカフマンではあるが、アメリカではその後の多くのタレントたちに大きな影響を与えた存在として、その名前は広く知れ渡っている。生まれてくるのが早すぎた天才、時代が追いつけないほどの才能は、人々の理解を越え誤解と中傷しか彼には与えなかった。ただ一人彼の本質を理解し、彼を愛しつづけた恋人のリンを除いては。わずか35歳の若さで世を去った伝説の天才コメディアン、アンディ・カフマンをジム・キャリーがものの見事にスクリーンによみがえらせた。これほど胸にせまるコメディは初めて観た。アカデミー監督賞2度受賞のミシェル・フォアマンの、人間の心の揺れまでをも描ききる卓越したメガホンとジム・キャリーの最高の演技が、たぐいまれな秀作を生み出したと言えよう。 ※ タイトルのマン・オン・ザ・ムーンは、現在のアメリカの音楽シーンで最も革新的で影響力のあるバンドといわれている<R.E.M.>のボーカル、マイケル・スタイプが尊敬するアンディに捧げた曲のタイトルを使用している。そしてこの作品の音楽を担当するのも、もちろん<R.E.M.>

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