二十世紀少年読本

昭和中期、日本がまだ夢見ていた頃、街から街へと人々を楽しませて回る「三日月サーカス」という小さなサーカス団があった。そこには仁太と渡という空中ブランコに憧れる兄弟がいた。しかし、不慮の事故により足を傷めた仁太は、夢がかなわぬままサーカス団を去ってしまう。時は流れ昭和の好景気、世の中の繁栄とは逆にサーカス団はおちぶれてゆくが、渡と混血の美女マリアは負けじと新しい新しいサーカスショーに挑んでいった。

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