鉄火場破り

(C)1964 日活
明治中期。壷振りの源はその凄腕ゆえに、国中の賭場から締め出され、いまでは車夫として真面目な毎日を送っていた。しかし息子、政はサイコロに魅せられ親ゆずりの鋭いカンで賭場で名を売り、サイの目暮しの旅に出た。政は行先々で才腕を発揮し、“関東政”という名で博徒に恐れられるようになった。そんなある日、渡世人藤田は、勝ち続ける政に疑問を持ち、政の振る壷を押えた。しかしイカサマは無く、仁義を無視した政の温情で救われ、藤田は政に忠誠を誓い一しょに旅に出た。

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