テイク･イット･イージー MODERN TIME

ロックスターの民川裕司はジャパンツアーを盛況の内に終えたが、続くニューヨーク公演が中止となってしまい、サイドカーで北海道へ向けて旅立った。そこで彼は、牧場で働きながら世界を目指すボクサーの仲根六郎と知り合った。そして六郎に連れて行かれたライブハウスで、天才ジャズピアニスト氷室麻弓に惹かれた。だが町の有力者である青井は、若者たちの行動の自由を奪っていた。麻弓もその一人だったが、裕司の情熱に触れ心を開き始め、ついに自分の目標「カーネギーホールでピアノを弾くこと」を口にする。