脱線三銃士

タクシーの運転手八波君、ペンキ屋の看板書きの由利君、サンドイッチマンの南君のトリオは、常盤食堂のお咲ちゃんにゾッコン惚れていた。由利君は、親爺さんから妾宅への連絡を頼まれたが、店の自転車をうっかり妾宅の表へ置き忘れ、通りがかったおかみさんに見つかり、クビになった。由利君の気の毒な事情を聞いたお咲ちゃんと父親は、職が見つかるまで店の仕事を手伝うようにと言ってくれた。お咲ちゃんと働らけることになった由利君は、念願叶って狂気乱舞。禍転じて福となったわけである。由利君に油揚をさらわれヤケになった南君は、宣伝マッチを一つかみずつ配っているところをスポンサーに見つかりクビになった。さて、流しの運転手八波君は、女性とみればサービス運転をしているが、自分の会杜の社長夫人をそれと知らず例によって無料で乗せたため、即時クビを宣告された。
公開日
1958年9月7日(日)
監督
千葉胤文
脚本
千葉胤文 勝俣真喜治
撮影
砂山利宗
音楽
吉野達弥
出演
八波むと志 由利徹 南利明 黒木憲三 観崎きよ子 猪狩定子 折原啓子
製作年
1958
製作国
日本
上映時間
44

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