砂の器

(C)1974 松竹/橋本プロダクション
警視庁の今西、西蒲田署の吉村両刑事の訊き込みにより、事件の前夜、蒲田駅前のバーで被害者と酒を飲んでいたという若い男が重要参考人として浮上した。ホステスらの証言では、二人は強い東北なまりで話しており、その会話の中の“カメダ”という言葉に糸口をつかんだ両刑事は、秋田県亀田に向かう。手がかりはなかったが、帰途の電車内で、ふたりは将来を嘱望される作曲家・和賀秀良に出会う―。

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