御用金

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鯖江藩領内の漁村で、すべての村民が忽然と姿を消した。人々はこの事件を“神隠し”と呼び恐れおののいた。三年後、江戸にいた脇坂孫兵衛は鯖江藩士に襲われる。財政難にあえいでいた鯖江藩が、難破した船から御用金を横領し、口封じのため村民たちを皆殺しにした。それが三年前の“神隠し”の真相だった。そして孫兵衛はその真相を知っていたために、藩士に襲われたのだった。鯖江藩の家老である六郷帯刀が二度目の“神隠し”をもくろんでいることを知り、孫兵衛は計画を阻止すべく立ち上がった。

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