関東テキヤ一家

(C)東映
昭和30年、浅草界隈に縄張りを持つテキヤ菊水一家の若衆・国分勝は、三代目親分・市井治助の命により、群馬から福島にかけての高市に出ることになる。国分は女の件で謹慎中の仲間、引地鉄男の赦免を市井に願い出て同行の許可を得る。その頃、浅草では菊水一家に対抗して源田一家が勢力を伸ばし、隙あらば菊水一家を乗っ取ろうと企んでいた。菊水一家の縄張り内で源田一家の若い衆が堅気の者に嫌がらせしたことが発端となり、国分と引地に痛めつけられた子分たちの腹いせに源田は市井を狙撃した。市井は手傷を負っただけだった。菊水一家と源田一家の喧嘩は、源田の幹部・枝英三が体を張って詫びを入れたことで決着する。旅に出た国分と引地。タカモノ専門の矢倉一家からお払い箱になった女子プロレス一行に同情した引地は一行の興業を打つことにした。しかし、これが矢倉一家ともめる原因になる。

ShareSNSでシェアしよう!

TOP