運命の逆転

ニューポートの高級住宅街。そこの病院の一室に昏睡状態の女がいた。彼女の名はサニー・フォン・ビューロー。ある日、ハーバード・ロー・スクールの法学部教授で人権弁護の世界的権威であるアラン・ダーショウィッツのもとに1本の電話が舞い込んできた。電話の主は、クラウス・フォン・ビューロー。彼は妻サニーの殺害を企てた罪で、ニューポート郡地方検事局に公訴され、第1審で懲役30年の有罪判決を受けたところだった。告訴したのは実の息子とメイド。上流階級一族内部の第一級スキャンダルとしてマスコミを騒がせていた人物からの依頼に、教授は戸惑いを見せた。クラウスを取り巻く上流階級の考え方や暮らしに不信感を抱いていたアランだったが、事件の概要を知る内に徐々に興味を持ち始め、ついには黒人青年の弁護料を捻出する為からもこの事件を引き受けることにするが……。

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