生きる

(C)1952 東宝
皆勤30年、無気力に仕事をこなす役所勤めの渡辺は、胃癌で余命わずかだと知る。絶望した渡辺は役所を無断欠勤。息子夫婦に打ち明けられず、夜の街へ繰り出し貯金を遣い果たそうとする。朝帰りの途中で渡辺は部下の若い女性と再会。無感動の役所仕事に嫌気が差した彼女は、玩具工場へ勤めると言う。彼女の「ものづくりは楽しい」と話す生き生きとした姿に、渡辺は「生きる」希望を見出す。渡辺は今までの自分の仕事ぶりを見つめ直し、ある決心をする。

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