あすなろ物語

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祖母に育てられた十二歳の梶鮎太。彼の目の前に、祖母の妹の娘である冴子が現れる。胸の病が原因で静養している加島は鮎太に大きな木を見せ、あれは「明日は檜になろう」とがんばっている“あすなろう”という木だ、と教えてくれた。そんな冴子と加島は雪深い山の中で心中を図ってしまう。三年後、祖母をも失った鮎太は、溪林寺という寺で世話になっていた。住職の娘である雪枝は鮎太に鉄棒の猛練習を促し、その甲斐あって鮎太は大車輪の新記録を作り上げた。さらに三年後、十八歳になった鮎太は東北の高校に入学するのだった。

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