蒲田前奏曲

(C) 2020 Kamata Prelude Film Partners
2020年9月25日(金)公開
売れない女優マチ子の眼差しを通して、“女”であること、“女優”であることで、女性が人格をうまく使い分けることが求められる社会への皮肉を、周囲の人々との交わりを介在しながら描いていく。これを4人の監督が各自の手法でコミカルに描き、1つの連作長編として仕上げていった新しいタイプの作品。

■第1番「蒲田哀歌」監督・脚本:中川龍太郎
オーディションと食堂でのアルバイトの往復で疲れ果てている売れない女優、マチ子。ある日、彼氏と間違われるほど仲の良い弟から彼女を紹介されショックを受ける。だが、その彼女の存在が、女として、姉として、女優としての在り方を振り返るきっかけとなる。

■第2番「呑川ラプソディ」監督・脚本:穐山茉由
アルバイトをしながら女優をしているマチ子。大学時代の友人5人と久々に女子会をするが、独身チームと 既婚チームに分かれ、気まづい雰囲気に。そこでマチ子は蒲田温泉へ行くことを提案する。5人は仕事、男 性のことなどを話し合い、次第に隠していたものが丸裸になっていく。

■第3番「行き止まりの人々」監督・脚本:安川有果
映画のオーディションを受けたマチ子。セクハラや#metooの実体験やエピソードがあれば話すという内容だったが、皆、思い出すことに抵抗があり、上手く演じられない。そんな中、マチ子の隣にいた黒川だけは迫真の演技を見せる。マチ子は共に最終選考に残ったが…。

■第4番「シーカランスどこへ行く」監督・脚本:渡辺紘文(大田原愚豚舎)
マチ子の実家は大田原にある。大田原に住む親戚の小学5年生のリコは、大田原で映画の撮影現場にいる。そこへとある映画監督が撮影現場の待合所にやってきて…。渡辺紘文監督ならではの視点で東京中心主義、映画業界、日本の社会問題批判を皮肉に表現し描く。

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