伊坂幸太郎“初”にして“唯一”の恋愛小説集映画化『アイネクライネナハトムジーク』主題歌と音楽は斉藤和義に決定!!

(C)2019 映画「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会
3月26日(火)

人気作家・伊坂幸太郎“初”にして“唯一”の恋愛小説集「アイネクライネナハトムジーク」。三浦春馬主演、多部未華子や原田泰造など豪華共演で映画化されることが決まり、話題を呼んでいる本作の中でもキーとなる主題歌『小さな夜』、さらに劇中音楽を、シンガーソングライターの斉藤和義が担当することが発表された!

原作「アイネクライネナハトムジーク」は、「アイネクライネ」に始まり「ナハトムジーク」で終わる6章の短編からなる連作小説集で、2014年に単行本が発売、2017年には文庫化、現在に至るまでに51万部(電子書籍を除く)を売り上げるベストセラー。この本が生まれるきっかけとなったのは、原作者・伊坂幸太郎とアーティスト・斉藤和義の絆だった。

元々、伊坂が会社勤めをしていた頃、斉藤の「幸福な朝食 退屈な夕食」を聞いて退職を決意し、執筆活動に専念することを決めたという逸話がある。2人の交流は、斉藤が伊坂に“恋愛”をテーマに「出会い」にあたる楽曲の作詞を依頼したところから始まる。この依頼を受け、斉藤の大ファンである伊坂は、苦手な恋愛モノでも「作詞はできませんが、小説を書くことならば」と短編小説を執筆。これが本原作の第1章「アイネクライネ」となる。これを受けて斉藤は、伊坂の「アイネクライネ」の文章から楽曲『ベリー ベリー ストロング ~アイネクライネ~』を制作する。さらにこの曲がシングルカットされるにあたり、初回限定盤の特典小説として、再び伊坂が書き下ろしたのが第2章となる「ライトヘビー」 だ。物語の中には、1回100円でその人の心情に合わせた曲の一部をPCで再生してくれる露店商の〈斉藤さん〉が登場する。この2つの短編に、さらに新たな4つ短編が発表され、連作小説集として完成したのが「アイネクライネナハトムジーク」だ。そして、この度本作の映画化が決定し、斉藤和義が主題歌と劇中音楽を手がけることになった!

主題歌『小さな夜』を映画用に書き下ろした斉藤は「元々は伊坂さんと僕で小説と音楽のコラボ企画として作ったものが、時を経て、こうして映画にまでなっちゃって…。なんとも不思議な気持ちです。イェーイ!やったね!伊坂さん!」とコメント。伊坂も「この小説はもともと、斉藤和義さんからの依頼で書いたものですし、おかげで、憧れだった斉藤和義さんに会うことができました。
その小説が映画になり、さらに音楽を斉藤和義さんが担当してくれるのですから、幸せです。主題歌も可愛らしさと寂しさのまざった、斉藤和義さんしか作れない曲で、これまた幸せです。」と喜びを語った。

多くの才能の幸福な〈出会い〉が重なって生まれた本作。グルーヴィーなサウンドが優しく包む、愛にあふれた〈出会い〉と〈絆〉のドラマが完成した!

9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

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作品紹介

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