『僕たちのラストステージ』この春みたい!イギリス著名人映画特集!

(C) eOne Features (S&O) Limited, British Broadcasting Corporation 2018
3月22日(金)

ファッションやアート、音楽など世界屈指のカルチャーの発信源であり、EU離脱やエリザベス女王が92歳にしてインスタグラムのデビューを果たした事でも話題を呼んでいる“イギリス”。そんなイギリス出身の著名人が題材となった注目の映画がこの春、続々と公開される!

ロンドンの労働者階級出身でありながら、トップデザイナーへと昇りつめ、“ファッション界の反逆児”として数々の伝説をつくり上げたファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』(4月5日(金)公開)。“ミステリーの女王”と呼ばれ、イギリスを代表する最も有名な小説家のひとりであるアガサ・クリスティーが1949年に発表したミステリー小説「ねじれた家」の初映画化作品『アガサ・クリスティー ねじれた家』(4月19日(金)公開)。

この2人と比べると、日本ではほとんど知られていないものの、欧米では知らない人はほとんどいないと言われるほどの知名度を誇るのが、4月19日(金)より新宿ピカデリー他全国順次公開となる『僕たちのラストステージ』のローレル&ハーディのスタン・ローレル。ローレル&ハーディは、ハリウッドでサイレントからトーキー期に活躍した伝説のお笑いコンビ。日本ではハリウッド創世記のコメディアンといえば、チャップリンやバスター・キートンがよく知られているが、その2人にも勝るとも劣らないほどの人気を誇り、2人組コメディアンのパイオニアとも言われる存在だ。生涯で100本以上の映画に出演し、日本では”極楽コンビ”の名で何作か作品が公開された。今日、2人の影響を受けていないコメディアンはほとんど存在しないと言われている。

ローレル&ハーディが、栄光の時期が過ぎ去った後に再起をかけてイギリスツアーを敢行した、という晩年の実話を基に描いた感動作『僕たちのラストステージ』。イギリスでは初登場1位を記録し、ゴールデン・グローブ賞ではジョン・C・ライリー、英国アカデミー(BAFTA)賞ではスティーヴ・クーガンの主演2人がそれぞれ主演男優賞にノミネートされるなど、キャリア最高の演技をしているという点でも話題を呼んだ。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも94%フレッシュ(1/18現在)と、興行・レビューの面でも高評価を獲得。監督はイギリス・スコットランド出身で『フィルス』(13)で数々の賞を受賞したジョン・S・ベアード。共に人生を歩んできたコンビが、人生の晩年に差し掛かり、改めて友情、舞台の大切さに気付いていく。人生の可笑しみと哀しさ、素晴らしさをユーモラスに描いた、愛おしいヒューマンコメディ。

4月19日(金) 新宿ピカデリーほか全国順次公開

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