モンゴルの雄大な草原で母と息子の“思い出の木を探す旅”が始まる『草原に抱かれて』予告編解禁!

8月4日(金)

昨年の東京国際映画祭で「へその緒」というタイトルで上映され、世界各地の映画祭でも上映され話題となった作品、チャオ・スーシュエ監督の長編デビュー作『草原に抱かれて』より予告編が到着した。

認知症を患う母が気がかりだったミュージシャンのアルスは、思い切って兄から母を引き取り、母の故郷の内モンゴルで一緒に暮らし始めた。そして、母の記憶を辿るように、広大で荒涼とした草原をふたりで旅を続ける。遥か彼方まで広がる草原、季節ごとのゲル(天幕)の移動や、天地に感謝を捧げる祈りの作法、生と死が隣り合わせのようで、思わず見入ってしまう…。


本作は、内モンゴル自治区フルンボイル市を舞台とし、母の“思い出の木”を探す旅は、内モンゴル自治区の広大な草原を巡るロードムービーだ。予告編では郷愁を誘う、内モンゴルの音楽や歌が絶え間なく流れ、母と息子の思い出を探す旅に寄り添う。

『草原に抱かれて』予告編

モンゴルが誇る女優、バドマ。ウルリケ・オッティンガー監督作“Johanna d’Arc of Mongolia”(1989年)を始めとして名だたる作品で主演女優を務めてきたバドマと、本作がデビュー作となるミュージシャン、イデル(伊德尔)の共演は見ものである。シンガーソングライター、馬頭琴奏者、ホーミー・アーティストとして活躍してきたイデルは、本作でも電子音楽から馬頭琴まで幅広い音色を響かせる。伝統、過去に帰りたい母と、現代の象徴とでもいえるアルスの二人が、物語に新鮮さを加えている。


9月23日(土)〜新宿K’s cinemaにてロードショー、全国順次公開

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作品紹介

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