ベトナムの現在地を描き出す『ベトナムを懐う』予告編解禁、さらに初日スペシャルゲストにフォンチー登壇!

©Vietnam Feature Film Studio1,Acrobates Film
3月11日(月)

ベトナム映画市場は近年アジアのなかでも目を見張る急成長を遂げており、ハリウッド映画の他、国内産ジャンルムービーがどんどんクオリティを上げ、日本では2017年に公開された『草原に黄色い花を見つける』のような、海外で研鑽を積んだクリエイターがベトナムに戻り叙情的なドラマをヒットさせる例が増えてきている。

今回予告編が解禁された『ベトナムを懐う』は祖国を離れ、ニューヨークで暮らす3世代のベトナム人たちを描いた戯曲が原作。「サニー」ベトナムリメイク版『輝ける日々に』で監督を務めたグエン・クアン・ズンが、長く戦争が続いたベトナムの歴史を背負いながら、異国で故郷をおもう各世代の心情を丁寧に描いている。世代や文化のギャップが生むユーモラスな衝突から、息子とその父親、そして孫娘が対峙することで、ベトナム移民の哀しい背景を描き出した一作となる。

予告編は、劇中で鍵となるベトナムの歌が流れる中、戦争に出征するため若かりし頃の主人公・トゥーが妻子と別れるシーンから始まる。時は移り、真冬のNYで年老いたトゥーが、NY育ちの孫娘タムとの激しい衝突や叱責、そして故郷への想いを捨てられないトゥーにタムが突き付ける異文化への違和感など、悲しみと切なさが溢れる映像である。

さらに、3月23日(土)公開初日にはスペシャルトークイベントが決定!元「アイドリング!!!」の創設メンバーとして活躍し、最近ではNHKドラマ「ベトナムのひかり ~ボクが無償医療を始めた理由~」に出演し再度話題を集めているベトナム出身の美人女優・フォンチーが登壇決定。映画についてベトナム人のフォンチーから観た感想や移民問題、映画に込められたメッセージ等深く掘り下げていくトークイベントが予定されている。

『ベトナムを懐う』予告編

3月23日(土)より 新宿K’s cinemaにて、『漂うがごとく』と2本同時公開!!

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作品紹介

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