第76回カンヌ国際映画祭に『グランツーリスモ』オーランド・ブルーム、デヴィッド・ハーバーらが登場!さらに、モナコグランプリでレースを生観戦!

5月30日(火)

世界一過酷な夢に向かった熱き者たちの<感動の実話>として話題騒然のハリウッド映画『グランツーリスモ』。オーランド・ブルーム、デヴィッド・ハーバー、アーチー・マデクウィらキャストとニール・ブロムカンプ監督が、第76回カンヌ国際映画祭のクロージングナイトのレッドカーペットや世界3大レースの1つでF1レースの中でも厳しいコースの1つと言われる、F1モナコグランプリに登場した。

5/26(金)、カンヌ国際映画祭後半の盛り上がりを見せるカールトン埠頭で行われたのは、『グランツーリスモ』をテーマにしたフォトパネルを前にしたフォトセッションとメディアに向けたインタビュー。オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィ、ジェリ・ハリウェル、マクシミリアン・ムント、ニール・ブロムカンプ監督、アサド・キジルバッシュプロデューサーが登壇した。ニール・ブロムカンプ監督は、「ソニーから脚本が渡された時は、まさかレーシングゲームである「グランツーリスモ」から映画が作れるとは思いませんでした。しかし脚本を読んだら、見事にテレビゲームと実在する人物の伝記が融合されていました。そんな組み合わせは今まで見たことがありませんでした。この映画は実家の地下室で「グランツーリスモ」のゲームでレースを疑似体験していたヤン・マーデンボローという人物が、免許もない状態からル・マンの表彰台に立つという何とも信じ難い実話を基にした作品なんです」と映画のストーリーを語り、オーランド・ブルームは自身の役柄について「僕が演じるダニーという人物の発案のもと、(ゲームの)「グランツーリスモ」が得意な若者を集め、本物の車に乗せ、何ヶ月ものトレーニングを経て、レースの表彰台に立つという夢を叶える物語なんです。だからこの映画は夢を追う全ての人間が見るべき作品です」と熱くなりつつ、続けて「ニール・ブロムカンプ監督は素晴らしい映像クリエイターで、アクションシーンは基本的に全て車の中、サーキットの上で撮影しています。レーシングファンなら、これ以上のないくらいの臨場感で、レースの中にいるような感覚を味わえるはずです」と見どころを語った。


また主人公のヤン・マーデンボローを演じたアーチー・マデクウィは「僕は実際ずっと車の中にいて、時速320kmで走っていました。映画から伝わるアドレナリンやスピード感は全てリアルなものです。グリーンバックで撮ったものは一切ありません。僕らは常に車に乗っていて、あのスピードで走っていました。全てリアルだからこそ、映画を見ていてもタイヤの焼ける匂いが伝わるし、僕の表情や顔の汗から、僕が感じていたと同じ“G”が体感できるはずです。だからこの映画は車好きにはたまらないはずです。さらにストーリーもA級です」と撮影の様子を明かしてくれた。登壇した映画のスタッフ&キャストそれぞれが終始熱く、映画に対する思いを語っていた。


翌5/27(土)には映画祭のクロージングナイトのレッドカーペットにブラックタイで参加、堂々としたスターの貫録を見せるオーランド・ブルームが、華やかな舞台に戸惑いを見せるまだ若いアーチー・マデクウィをリード。ニール・ブロムカンプ監督をはじめ、デヴィッド・ハーバー、ジェリ・ハリウェル、アサド・キジルバッシュプロデューサーも勢揃いし、大量のフラッシュを浴びていた。


そして翌日5/28(日)には、レーサーたちの夢の舞台【モナコグランプリ】をキャスト&監督が訪問!モナコグランプリと言えば、ル・マン24時間、インディ500、と並び「世界3大レース」の1つに数えられ、会場となるのは、高級リゾート地として名高いモナコの公道に特設されるモンテカルロ市街地コース。1950年のF1世界選手権発足当時とほぼ変わらないコースでいまも開催され続けている貴重なGPだ。興奮冷めやらぬカンヌから30分ほどの距離にあるモナコで、今度はレーサーたちの熱き勝負を観戦。さらにはモナコグランプリを象徴する有名な急カーブ、フェアモント・ヘアピンを見下ろしキャスト達は笑顔で写真に納まった。


9月 全国の映画館で公開!

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