貫地谷しほり&和田正人ダブル主演『オレンジ・ランプ』認知症の夫を支える妻と家族…やさしさに満ちた場面写真が到着!

(C)2022「オレンジ・ランプ」製作委員会
4月27日(木)

若年性認知症と診断された丹野智文さんの実話をもとに描く、夫婦の希望と再生の物語『オレンジ・ランプ』より、働き盛りの中、若年性認知症となった、和田正人演じる夫を明るく支える妻役の貫地谷しほりの笑顔や涙、そして家族の絆を映し出した場面写真が解禁された。

妻・真央や二人の娘と暮らす39歳の只野晃一は、充実した日々を送るカーディーラーのトップ営業マン。そんな彼に、顧客の名前を忘れるなどの異変が訪れる。下された診断は、「若年性アルツハイマー型認知症」。驚き、戸惑い、不安に押しつぶされていく晃一は、とうとう退社も決意する。心配のあまり何でもしてあげようとする真央。しかし、ある出会いがきっかけで二人の意識が変わる。「人生を諦めなくていい」と気づいた彼ら夫婦を取り巻く世界が変わっていく・・・。


本作は39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断されながらも、働きながら講演活動等を続けている丹野智文さんの実話に基づき、夫婦の9年間の軌跡を描く物語。夫と共に前を向く真央役に、連続テレビ小説「ちりとてちん」のヒロイン役で知られ、ドラマ「大奥」ほか映画・ドラマ・舞台で活躍する貫地谷しほり。夫・晃一役に、映画・ドラマ・舞台に多数出演し、今年公開の映画『THE LEGEND&BUTTERFLY』、『Winny』での好演も記憶に新しい和田正人。実力派俳優の二人が、晴れやかな感動を生み出す。さらに、伊嵜充則、山田雅人、赤間麻里子、赤井英和、そして中尾ミエなど個性豊かな面々が脇を固める。 製作には介護の世界を描いて13万人以上の人々に感動を伝え続ける映画『ケアニン』シリーズ製作スタッフが集結。 監督は、上海国際映画祭最優秀作品賞受賞作『村の写真集』(05)、『あしたになれば。』(15)など、人との絆や希望を描いてきた三原光尋。 


公開を約2か月後に控え、解禁となった場面写真では、トップセールスマンだった夫(和田正人)が、突然認知症と診断され不安げな表情を見せる一方、明るく支えようとする妻(貫地谷しほり)の笑顔や優しく抱きしめる様子、さらに涙を浮かべながら夫婦で見つめあう場面など、認知症ときちんと向き合い、悩みながらも夫婦で支え合っていく様子が映し出されている。


主人公のモデルである丹野智文さんは「この映画をとおして、認知症と診断されてからの葛藤や周りの人達の関わりから認知症と診断されても笑顔で前向きに過ごす事が出来ることを知ってもらえると思います。なぜ、9年経っても笑顔で認知症の啓発活動ができているのか、これから認知症の人に接するヒントになると思います」とコメントを寄せている。


本人や家族が、認知症とどのように向き合えば笑顔で生きられるのか。認知症になっても安心して暮らせる社会とは? 今でも変わらず活躍している丹野智文さんの実話に基づく物語は、年齢を重ねていく全ての人がより良く生きるためのヒントにも満ちている。


小説「オレンジ・ランプ」発売中!
著者:⼭国秀幸
発売:2023年4⽉6⽇(⽊) (幻冬舎文庫)
定価:本体600円+税

6月30日(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座他全国ロードショー

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作品紹介

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