全世代・全世界に贈る、新たな本格コメディ映画が爆誕!伝説のドラマ『ゆとりですがなにか』映画化決定!

(C)2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
4月24日(月)

日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマ「ゆとりですがなにか」。《野心がない》《競争意識がない》《協調性がない》と揶揄される「ゆとり世代」と社会に括られた坂間正和(岡田将生)、山路一豊(松坂桃李)、道上まりぶ(柳楽優弥)のアラサー男子3人の物語が、脚本:宮藤官九郎×監督:水田伸生によって笑いあり涙ありの社会派コメディとして描かれ、多くの視聴者に愛される人気作となった。
そんな人気ドラマ「ゆとりですがなにか」が、キャスト・スタッフが再集結し、映画化されることが決定した。

ドラマから引き続き、令和の時代になっても個性豊かな“ゆとり3人組”は健在!坂間正和を演じるのは、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』(2021)で、物語を大きく動かすキーパーソンを演じ、日本国内にとどまらず海外からも高い評価を受け、飛躍し続けている岡田将生。『さんかく窓の外側は夜』(2021)、ドラマ「ザ・トラベルナース」(2022)といった主演を務める岡田が、サラリーマンを辞め家業を継ぐも、契約打ち切り寸前に追い込まれるなど、時代の波にイマイチ乗り切れていない男・坂間正和を魅力たっぷりに演じる。
山路一豊を演じるのは、近年だけでも様々な賞を総なめにした『孤狼の血』(2018)、『孤狼の血 LEVEL2』(2021)、『流浪の月』(2022)などの注目作に出演し、破竹の勢いで存在感を増している松坂桃李。『新聞記者』(2019)では第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、その定評のある演技力で、優しく真面目だが未だ女性経験ゼロの小学校教師・山路一豊をコミカルに演じる。
道上まりぶを演じるのは、『誰も知らない』(2004)で主役に大抜擢され、当時14歳にして第57回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞。以降も『銀魂』シリーズ(2017、2018)、『今日から俺は!!劇場版』(2018)、『浅草キッド』(NETFLIX/2021)、ドラマ「ガンニバル」(Disney+/2022)などの話題作に出演し、コメディからスリラー作品まで、幅広いジャンル・役柄を巧みに演じ切る柳楽優弥。元客引きで、11浪目にして悲願の大学合格を果たすも卒業後に中国での事業が失敗し、結局出戻りでフリーターとなる破天荒な男・道上まりぶを熱演する。

脚本は、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(2000)で連続ドラマデビューして以降「タイガー&ドラゴン」(2005)、連続テレビ小説「あまちゃん」(2013)、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」などの名作を生み出し続ける宮藤官九郎。監督は、ドラマ「Mother」(2010)、「Woman」(2013)、「anone」(2018)などの坂本裕二脚本や「獣になれない私たち」(2018)、最新映画『アイ・アム まきもと』(2022)などを手掛け、人間ドラマからコメディ作品まで多様なジャンルを丁寧に紡ぐことに定評がある水田伸生。これまで数多くの人気ドラマを手掛けてきた日本を代表するヒットメーカー2人が、『舞妓 Haaaan!!!』(2007/興収20.8億円)、『謝罪の王様』(2013/興収21.8億円)以来、映画では10年ぶりとなる再タッグ!!大ヒット作品を生み出してきた名コンビがドラマから続投となり、新たなコメディ映画の金字塔を誕生させる。


さらに、映画化発表にあわせて2種類の最新ビジュアルが解禁。まず、「映画化ですがなにか」というコピーと共に3人が首をかしげているビジュアルは、「なにか?」という声が今にも聞こえてきそうな表情が印象的で、「本作でも心の叫びを代弁してくれるかも…!」と予感させる一枚。細部には3人の名前の一部が傾いていたり、「映画化ですがなにか」の文字に一升瓶を抱える像が隠れていたりと、遊び心が散りばめられている部分にも注目だ。

そして、仲良く肩を組み笑顔でこちらを向いているビジュアルは、劇中での3人の仲睦まじい様子が伝わる一枚になっており、「ついにあの“ゆとり3人組”が帰ってきた!」と心躍るビジュアルに仕上がっている。


【岡田将生(坂間正和 役)コメント】
ドラマ、スペシャルドラマを経て映画の話は本当に嬉しかったです。ひとえに、ゆとりですがなにかを沢山の方々が好きでいてくださったおかげだと思います。感謝します。
まだ公開もされていないのに早く続編やらないかなんて現場で話してた時間もありました。
物語の中に日常で起こり得る問題を潜ませ、提示していくさまは多くの方々の共感を得ると思われますし
何より宮藤さんの本は面白すぎるというか、本を読んで久々に声に出して笑いましたし、今回も素敵なセリフが数多くありどう言うか悩む程でした。自分の中でもとても大切な作品、大切なチームだったのでご褒美みたいな気持ちで撮影に臨ませていただきました。
宮藤さんの本は役者の皆さんを刺激してくれるし、どの役にも愛情を感じます。撮影現場では友人と会っている感覚に陥ってしまうほどアットホームな現場で常にみんなで正解を探していくセッションは心地よく、この現場ならではと思いました。
桃李さん、柳楽のゆうちゃんは友人でもありライバルでもあり、この2人とはいつまでも肩を並べてお仕事をしていたいと思っています。長々となってしまいましたが、一言で表すと嬉しい。
それに尽きます。久しぶりの作品で役をまたすぐ取り戻せるか不安もありましたが、一言セリフを言うだけで一瞬でゆとりの世界観に戻れました。楽しみに待っていてください!

【松坂桃李(山路一豊 役)コメント】
率直に帰ってきたな、という感じです。久しぶりにあのメンバーに会うと、一瞬で、あの時間が戻ってきた感覚になりました。映画になると聞いた時は、「この作品を映画化って正直どうなんだ!?」と思いましたが、宮藤さんの脚本の上で、わちゃわちゃする感じがとても心地良かったです。映画として更にスケールアップしていて、さすが宮藤さんだなと思いました。岡田、柳楽とはプライベートで交流があったので、久々感はあまり無く、すぐに「まーちん」「まりぶ」「山路」に戻れました。
そして、久しぶりの撮影現場はやっぱりみんな和やかに笑っていました!こんなに平和な現場あるんだと思うくらい和やかでした。水田監督とはドラマ以来でしたが、またこうして水田監督の元で山路として居られる事が素直に嬉しく、そして楽しかったです。「“ゆとりですがなにか”が映画!?は!?」みたいな反応がほとんどだと思いますし、この作品をそもそも知らなかったという方もいらっしゃると思います。これを機にゆとり世代が奮闘する軽妙な物語を皆さんにお届けできたら良いなと思います。お楽しみに!

【柳楽優弥(道上まりぶ 役)コメント】
何より久しぶりにキャスト、スタッフと再会できてとても嬉しかったです。ドラマ版も宮藤さんの脚本は読み進める中で素で笑ってしまうようなセリフやシチュエーションがたくさんあったのですが、今回の劇場版にもそういう要素が沢山詰め込まれています。作品を通して深まった絆を持っているキャストと良い緊張感の中作品に向き合うことができました。 劇場版ゆとりですがなにか、お楽しみに!

【宮藤官九郎(脚本)コメント】
確か『いだてん』の現場だったと思うのですが、桃李くんから「ゆとりで『ハングオーバー!』みたいなの、やれませんか?」と提案されました。それが3人の総意だったのか、記憶は定かではないのですが、世代論が通用しない海外で走ったり飲んだり吐いたりするまーちん、山路、まりぶ君の姿が目に浮かんで、水田監督に相談して『ゆとりインターナショナル』という仮題を付けました。しかし、コロナ禍になり海外ロケは当分ムリ。だけど、見渡せば東京もじゅうぶん多国籍、多言語だし、ネットで世界と繋がっているし、ムリして風呂敷を広げずとも、生活圏の中でインターナショナル感が出せたら、そっちの方がドラマの世界観を踏襲できるのではないかと思い直し、八王子〜高円寺間で起こる国際問題を描きました。なので、思いつきではなく、実は4年越しの映画化なのです。
ハングオーバー要素も少ぉし残ってます。楽しみです。これがヒットしたら(しなくても)、また連ドラやりたいですね。ゆとり世代の40代、50代、60代、老後と、僕が死んだ後も『ゆとり』は続けて欲しい。それくらい大好きです。

【水田伸生(監督)コメント】
岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が揃ったぁ!(揃えたんだけど…)これで面白くないドラマを作ったら、演出生命の終わりだ…と思った7年前の顔合わせ。今回は映画です! あの3人パワーアップしています! 宮藤脚本、最高です! 再び演出生命賭けてます!

10月13日(金)全国公開ですがなにか

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP