“圧倒された!”の声続出!横浜流星主演×藤井道人監督最新作『ヴィレッジ』異例の大量コメント&緊迫の本編シーンが解禁!

(C)2023「ヴィレッジ」製作委員会
4月12日(水)

藤井道人監督最新作『ヴィレッジ』より、緊迫の本編シーンが解禁、さらに邦画作品で異例の50人超えの著名人コメントが到着した。

本作は「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す衝撃のサスペンス・エンタテインメント。日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、大ヒット作『余命10年』など多くの話題作を手掛ける藤井道人監督と、日本映画の変革者として絶えず注目作を世に贈り出してきた故・河村光庸プロデューサーの遺志と遺伝子を受け継いだ注目のスタジオ・スターサンズの制作チームが結集して人々のリアルに迫る、いま語るべき私たちの物語を作り上げた。主人公の優を演じるのは、人気・実力を兼ね備え、出演作が相次ぐ横浜流星。どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年が、自分とこの世界をつなぐ唯一の希望を守るためダークサイドに転じる姿をリアルに体現する。


今回解禁されたのは、横浜流星演じる優と黒木華演じる美咲が村で行われる「薪能」を観に村の能楽堂を訪れるシーン。そこでは毎年、村に伝わる伝統的な「薪能」が行われ、子供のころの優と美咲にとっては親しみ深い場所だった。村中から蔑まれ、過去の汚名を背負って生きる今の優にとっては避けてきた場所でもあるが、美咲に誘われて久しぶりに「能」を鑑賞する。燃え盛る松明の美しい灯りとどこか荘厳な音色を奏でる囃子(伴奏)が流れる中、能を舞うのは歌舞伎役者としても活躍する中村獅童演じる大橋光吉だ。光吉は、代々村長を受け継ぎ、村の中で絶大な権力を誇る大橋家の次男。能の舞手として才能を発揮し、将来を有望視されてきたものの、ある事件をきっかけに村を出て刑事になっている。

『ヴィレッジ』本編映像& SPOT30秒 片山優編

映像では、優や美咲のほか、同じように「能」を鑑賞する作間龍斗演じる美咲の弟・恵一や、村長として豪腕を振るう古田新太演じる光吉の兄、大橋修作。さらに、彼らの母であり、村の象徴たる存在として君臨し続ける大橋ふみ(木野花)、修作の息子で権力を笠に悪行を繰り返す透(一ノ瀬ワタル)といった、錚々たるメンバーが勢揃いしている。一癖も二癖もある曲者たちが、それぞれの思惑を孕んだ表情で「能」の演目を見つめる様は、張り詰めた緊張感と、これから何かが起こりそうな気配をひしひしと予感させる濃厚な1シーンが到着した。


本作において「能」は物語の核をなす重要なメタファーであり、その演目「邯鄲」は作品に大きな影響を与えている。劇中では「能」が重要なテーマでもあるため、能楽師の塩津圭介氏が演目選びから所作の指導、監修、出演まで全面的に協力してくれている。今回解禁されたシーンでも、塩津氏の尽力によって、圭介氏の父である哲生氏をはじめ、シテ方から囃子方(伴奏担当)まで現役の能楽師の面々が出演。謡、囃子、足拍子などが一体となったその迫力は圧巻で、録音技師の岡本立洋も思わず「思ったよりロックでびっくりした!」と驚いたほど。


光吉として「能」に触れた中村は「歌舞伎には能や狂言を取り入れた演目も多くて、「松羽目物」といって能を模した形式で上演させていただくのですが、歌舞伎の舞台における能がかった動きと能そのものの動きというのはまた違うんです」とその難しさを語っている。
今回、映像とともに、能楽師の塩津圭介氏に稽古をつけてもらっている中村の貴重なメイキング写真や、優と美咲の前で「能」を披露する場面写真が解禁となっている。実は、このシーンで着ている着物は中村獅童自身の私物だそうで、中村ならではの撮影エピソードも明かされた。


映像内で披露される能の演目は「羽衣」という物語。天女が地上で水浴びをしていると衣を奪われてしまい、天に帰れなくなってしまうが、人間たちとの交流を経て、天上へと帰っていくというお話しになっており、「邯鄲」 が優のストーリーであるならば、「羽衣」は美咲に託されたストーリーだ。美咲が語る「能はね、自分の内面と向き合うものだから。理解しようとしないで、自分なりに受け止めればいいの。その解釈に間違いはないから」という言葉を聞いた優。絶望とも希望ともとれる、絶妙な表情で観る者を引きつける横浜の見事な演技はもちろん、なにかを決意したかのような優が紡ぐ物語の行く末に期待だ。

絶賛、圧倒された、こんな流星見たことない!邦画作品で異例の50人超えの著名人コメントが到着。
先に実施された完成披露で一般の方々へお披露目された本作。「こんな横浜流星見たことない、というか、こんな役を生きる横浜流星を観たことない」、「他人事ではない痛々しさ。見ていられないのに目が離せなかった」、「横浜さんの表情の変化が劇的で迫真の演技につばを飲み込むことを忘れるほど画面を見入ってしました。彼の出作になると信じてます」など、本作を観ての感想、押しのシーンにまつわるコメントが加速的に拡がっている中、各界の著名人からのコメントが続々到着。その数、50人を超え、さらに到着が予想されるが、現段階で、舘ひろし、石原さとみ、綾野剛、桐谷健太、行定勲監督、森ガキ侑大監督、田原総一朗、成田悠輔、見城徹、家入レオ、津田健次郎、深川麻衣、石田たくみ(カミナリ)、オカモトコウキ(OKAMOTO’S)、大串のりこ、コーンビーフ太郎、YouTuberで映画を紹介しているジャガモンド斉藤、映画少女と、幅広いジャンルの著名人たちがコメントを寄せている。

◆舘ひろし(俳優)
現代社会が作り出した人間のダークサイドを圧倒的な演出と迫真の演技で
映画の世界に引き込まれて行く。
そこには藤井道人監督ならではのリアルが存在している。
故河村プロデューサーが追求した魂の叫びが見事に表現され、
若い才能たちによって生き続けている。
これぞ映画のあるべき姿だと。

◆石原さとみ(女優)
ゴミクズが憎くて切なくて…炎が美しく感じました。
優は心が強くないと演じられないです。
この作品を完成させた藤井監督も横浜さんも、皆さん…本当に精神が強い方々です。凄すぎます。

◆綾野剛(俳優)
魂を焚べる。
それは、喜怒哀楽すべての混濁の中で踠き見出そうとする希望の業火。
藤井道人監督の祈り。横浜流星の叫び。
その炎の光は師から引き継がれる魂のバトン。
生きた証をいつまでも灯し続けるだろう。

◆桐谷健太(俳優)
異様な村
スクリーンから匂いたつ闇と孤独は
なぜか身に覚えと懐かしささえ感じました
夢の中で、これは夢だと気づけたら、僕たちはもう少しうまくやれるのだろうか

◆行定勲(映画監督)
闇の中、一本の蝋燭に灯された風に揺らぐ炎のような映画だった。
能面の裏側に抑圧される悲しみ怒り。どこまでも人間は、脆くも愚かないきものだ。

◆森ガキ侑大(映画監督)
人生一度は「生きづらい」と感じることがある。
それは、夢を見るからである。そして、誰かに縛られて生きていくからだ。
しかし、夢を見て誰かに関わっていないと生きていけないとも思う。
この映画は日本社会の根底を写し出している。
僕も日本という村をぬけだしたいと思う時がある。

◆岩谷翔吾(THE RAMPAGE/パフォーマー)
こんな横浜流星を初めて観た。
流星…いや、片山優のラストの表情が脳裏にこびりついて離れない。
能面のように微笑むようでもあり、また悲しげでもあり、
言葉で言い表せない感情が人間臭く心に訴えかけてきた。
一つ一つの言葉に意味が込められ、自分自身と深く向き合う映画体験だった。
暫くこの余韻に浸っていたい…

◆田原総一朗(ジャーナリスト)
厳しい問題がこれでもかと詰まった物語だ。
目をそらしたいのにそらせない。
横浜流星の、そのあまりにも激しい心情を織りなす顔に、眼差しに、とらえられて身動きできなくなる。

◆成田悠輔(経済学者/起業家)
「世の中必要なもんだけで回ってるわけじゃねえだろ。」
では、私の人生は必要だろうか?
そんな問いを目玉に叩きつけてくる映画だ。

著名人56名から寄せられたコメントの全文は公式サイトへ!

4.21(Fri) 全国公開

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作品紹介

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