20年前のビデオテープに残る、11歳のソフィと父とのまばゆい数日間。『aftersun/アフターサン』予告編&ポスタービジュアル解禁!

(C) Turkish Riviera Run Club Limited, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute & Tango 2022
3月10日(金)

本年度英国アカデミー賞英国新人賞受賞、アカデミー賞(R)主演男優賞にノミネートされている注目作『aftersun/アフターサン』より、予告編とポスタービジュアルが到着した。

11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休みを、その20年後、父親と同じ年齢になった彼女の視点で綴る本作。2022年カンヌ国際映画祭・批評家週間での上映を皮切りに評判を呼び、話題作を次々と手がけるスタジオA24が北米配給権を獲得。昨年末には複数の海外メディアが<ベストムービー>に挙げ、毎年映画ファンが注目するオバマ元大統領のお気に入り映画にも選出されるなど、本年度を代表する1本となった。その波はアワードシーズンを迎えてなおも押し寄せ、父親を演じたポール・メスカルがアカデミー賞🄬主演男優賞のノミネートを果たす。監督・脚本は、瑞々しい感性で長編デビューを飾った、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。ソフィ役には半年にわたるオーディションで800人の中から選ばれた新人フランキー・コリオ。愛情深くも繊細なカラムには、ドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが抜擢された。また、A24製作、第89回アカデミー賞®作品賞など3冠に輝いた『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスが脚本に惚れこみ、プロデューサーに名乗りを上げている。

『aftersun/アフターサン』予告編

予告編では、父との想い出が残るビデオテープが再生され、20年前に11歳だったソフィ(フランキー・コリオ)と30歳の父カラム(ポール・メスカル)とのひと夏の旅が映される。観光客から兄妹に間違えられるような若い父と思春期真っ只中の娘は、普段離れて暮らしていて、短い夏休みをトルコのリゾート地でふたりきりで過ごしている。太陽の下、大空いっぱいに広がるパラグライダー、きらきらと美しく揺れる、まさにターコイズブルーの海がまぶしい。「同じ空を見上げるっていいね、パパと離れていても太陽を見れば近くに感じられる」と、久しぶりの父との時間を噛み締めるソフィの言葉からは、ビデオに残された旅がいかにかけがえのない時間だったかが伝わってくる。

 「――あの時、あなたの心を知ることができたなら。」20年後、ソフィは、ビデオテープの中の父に何を見出すのか。まばゆい数日間の大切な記憶をたどる物語がはじまる。


同時に解禁されたポスタービジュアルは、フィルムカメラで撮られたようなざらつきのある色合いで、太陽が降り注ぐ大空を背に、サングラスで笑顔を向けるソフィとカラムの2ショットが写されている。右側の少し焼けたような跡、折りたたんだ線が、年月を重ねた思い出であることを感じさせ、愛おしさが溢れる仕上がりとなっている。

若き父親役を演じたポール・メスカルは、アカデミー賞®作品賞を受賞した名匠リドリー・スコットの超大作『グラディエーター』の続編『Gladiator 2(原題)』の主役の座を射止め話題沸騰中のブレイクスルー俳優だ。錚々たる顔ぶれが並ぶ本年度アカデミー賞(R)の主演男優賞部門に最年少で堂々の初ノミネートを果たし、近日発表になる受賞結果にも注目が集まる。

5/26(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国公開

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作品紹介

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