第42回カンヌ国際映画祭にノミネートされた『仕立て屋の恋』(89)や、第16回セザール賞にて7部門ノミネートされた『髪結いの亭主』(90)など、大人の恋愛劇に定評のあるフランスの名匠パトリス・ルコント監督の最新作『メグレと若い女の死』。

〈メグレ警視シリーズ〉は世界中で数えきれないほど映像化されており、日本でも愛川欽也がメグレを演じた〈東京メグレ警視シリーズ〉として1978年にテレビ朝日系列で放送。
そして、この度のルコント版で主人公メグレ警視役を務めるのは、フランスきっての名優ジェラール・ドパルデュー。身長180センチ、体重100キロというこれまで実写化されたメグレの中で最も原作に忠実と言える大柄な体型を活かしつつ、重厚さと渋みを漂わせる名演が見どころだ。

■愛川欽也版「日本のメグレが観たい!」パトリス・ルコント監督からのメッセージ動画/『メグレと若い女の死』
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『メグレと若い女の死』 配給会社アンプラグドメールアドレス:senden@unpfilm.com
3月17日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開