目覚めたらトイレ。爆発まで34分。 生き残れるのか!?『ホーリー・トイレット』限定空間で巻き起こる恐怖がクセになる!シチュエーション・スリラー名作3選!!

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2月17日(金)

世界中のファンタスティック映画祭を席巻した、空前絶後のバキューム・スリラー『ホーリー・トイレット』。

観客に手に汗握るひとときを提供するスリラー映画には、状況設定を極端に限定することで緊迫感を高める“シチュエーション・スリラー”というサブ・ジャンルがある。ソリッド・シチュエーション・スリラーと銘打って2004年に日本公開された『ソウ』シリーズの第1作以降に定着したこのジャンルは、これまで公衆電話ボックス、エレベーター、プール、ATM、サウナルーム、スキーのリフト上など、ありとあらゆる奇抜なシチュエーションを扱ったスリラーを生み出してきた。 今回はそんなシチュエーション・スリラーからおすすめをご紹介いたします。元祖シチュエーション・スリラーの『ソウ』、地中に埋められた棺桶の中から脱出を試みる『[リミット]』、そして、もはやアイデアは出尽くしたかと思われたこのジャンルに新たに参入した『ホーリー・トイレット』の3作品。限定された空間で巻き起こる恐怖がクセになるシチュエーション・スリラーをお楽しみいただきたい!

『ホーリー・トイレット』3/3(金)公開 ★目覚めたら仮設トイレに閉じ込められていた!
頭部を負傷して意識を失った建築家フランクが、リゾートホテルの建設現場で横倒しになった仮設トイレの中で目を覚ます。記憶の一部が吹っ飛び、この異常な状況がのみ込めないフランクは、トイレの周りに大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられ、34分後の午後2時ジャストに爆破が行われることを知る。この非常事態を生き延びるには、誰かに助けを求めるか、もしくは自力で脱出しなくてはならない。ところが右腕に鉄筋が突き刺さって動けないうえに、友人である市長ホルストの邪悪な思惑が明らかになり、時間だけが空しく過ぎていく。刻一刻と爆発のリミットが迫るなか、絶体絶命のフランクに打つ手はあるのか……。

『ソウ』2004年公開 ★バスルームで繰り広げられるデスゲーム!
老朽化した巨大なバスルームで目覚めた目覚めた2人の男、ゴードンとアダム。それぞれ足首に鎖をはめられ、2人の間には自殺死体が転がり、まったく見当がつかない状況に錯乱する。ポケットに入っていたカセットテープを再生すると「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」という連続殺人鬼ジグソウから殺人ゲームへの誘いが録音されていた…。2人は協力して脱出を試みるが失敗に終わり、徐々にタイムリミットが近づいてくる―。一方で、このジグソウが他の被害者たちにもカミソリワイアーを張り巡らした密室、顎を砕くヘッドギアなどを用いた究極のゲームを仕掛けていたことが判明していく。

『[リミット]』2010年公開 ★地中に埋められた棺桶の中からの脱出!
トラック運転手としてイラクで働いていたアメリカ人のポールは、ある日突然、武装した軍団に襲撃され、目覚めると地中深くに埋められた棺の中にいた。手元にあるのはライターと酒、薬の瓶、足元にあった携帯電話、そして残り90分の酸素のみ。なぜポールは棺の中に埋められたのか?どうしたら脱出できるのか?タイムリミットが迫るなかポールは必死に脱出を試みるが…。ほぼ全編暗闇の中で描かれ、閉じ込められた棺の中以外のシーンが出てこないという、異色のワンシチュエーション・スリラー。

3月3日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

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作品紹介

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