『フェイブルマンズ』第80回ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ部門)、監督賞のダブル受賞!スピルバーグが喜びを溢れさせる受賞コメントも到着!

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1月12日(木)

巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的作品『フェイブルマンズ』。アカデミー賞(R)の前哨戦ともいえる第80回ゴールデングローブ賞にて、作品賞(ドラマ部門)、監督賞スティーヴン・スピルバーグの主要2部門を堂々受賞。作品賞は2年連続、監督賞、さらにダブル受賞は『プライベート・ライアン』以来24年ぶりの快挙となる。

50年にわたるキャリアの中で、『シンドラーのリスト』でアカデミー賞®作品賞・監督賞を受賞し、『プライベート・ライアン』で同賞監督賞を受賞するなど、映画史に残る名作で知られる巨匠スティーヴン・スピルバーグ。この度、本監督の新たなる代表作が誕生した。『E.T.』、『ジュラシック・パーク』など史上最も愛され、変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠が“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた。


先日行われた第47回トロント国際映画祭の最高賞である観客賞の受賞に続き、本日発表された第80回ゴールデングローブ賞において、作品賞(ドラマ部門)、監督賞へスティーヴン・スピルバーグの主要2部門の受賞を果たした。スピルバーグが作品賞を受賞するのは昨年の『ウエスト・サイド・ストーリー』から2年連続、さらに、監督賞を受賞するのは『プライベート・ライアン』から24年ぶり、ダブル受賞も『プライベート・ライアン』以来の快挙となり、映画史にその名を刻んできた巨匠の自伝的作品に世界中から注目が集まっている。主人公サミー役にはスピルバーグも絶賛の期待の新人ガブリエル・ラベルがオーディションで抜擢され、サミーの母親・ミッツィ役にはミシェル・ウィリアムズ、父親・バート役にポール・ダノ、そのほかにもセス・ローゲン、ジャド・ハーシュなどベテラン勢が脇を固めている。


スピルバーグ自身は本作について「私の作品のほとんどが、成長期に私自身に起こったことを反映したものだ。」「たとえ他人の脚本であろうと、映画制作者が入れ込むものは全て、否応なく、自分の人生がフィルム上に崩れ落ちてしまう。これはどうしようもない。しかし『フェイブルマンズ』で描いているのは比喩ではなく記憶なんだ。」と本作が自身の記憶に強く結び付いた特別な作品であることを語っており、ゴールデングローブ賞受賞によりアカデミー賞®最有力作品へと更に前進した本作から目が離せない。

スティーヴン・スピルバーグ監督受賞コメント
準備すると不吉(ジンクス)になってしまうので、何を話すか全く準備していなかったのですが、本当に本当にうれしいです。そして、私より喜んでいる人が5人います。
妹のアン、スー、ナンシー、父、アーノルド、母、リア 彼女は天国で歓喜しているよ。
私は17歳からこの作品をつくるのを避けてきましたが、この物語を部分的に多くの作品で語ってきました。『E.T.』『未知との遭遇』は大いにそうです。

しかし、この話を正面から受け止める勇気はなかったんです。
随分前になりますがトニー・クシュナーと『ミュンヘン』の製作に携わっていた頃、彼が聞いた私の人生についてさまざまな話をしてくれました。
これがきっかけとなり、今作についての話し合いが始まりました。
それは『ミュンヘン』だけでなく『リンカーン』『ウエスト・サイド・ストーリー』までも続いたのです。
妻のケイトは「この作品をつくるべきだ」といつも言っていました。

そして、コロナ禍に突入し誰もが映画製作の機会を奪われてしまいました。
私たちはこの時期、私の過去の全てを振り返り、
子供でいることは簡単ではないという事実と向き合いました。
誰もが私を成功者として見ているという事実。
でも、勇気を出して自らを語るまでは誰も本当のことを知らないのです。
私のストーリーをいつ伝えるべきかを考えるのに多くの時間を費やしました。
もう74歳なんだから、今やったほうがいい!


3月3日(金)全国公開

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