「このマンガがすごい!(オンナ編)」史上初の2連覇を成し遂げた岩本ナオ原作の映画『金の国 水の国』より、主人公サーラとナランバヤルの魅力や見どころシーンを凝縮した、それぞれのキャラクターPVが新登場!ナレーションを務めるのは、本作で<金の国>の“イケメン”左大臣サラディーンを演じる、人気声優の神谷浩史。映画公開前におさえておきたい、不器用で愛おしい主人公2人の魅力をぜひチェックしてほしい!
◆金の国・サーラ篇

広大な砂漠に君臨し、水以外何でも手に入る裕福な商業国家<金の国>。大国の王族ながら、誰からも存在を忘れられている、おっとりした第93王女が主人公のサーラだ。いつでも笑顔を絶やさない穏やかな性格ながら、たくさんの姉王女たちに引け目を感じており、「自分が美しいと思ったことなんて、今まで一度もないのだから」と自信の無さから何に対してもあきらめがち。しかし、敵対する<水の国>のナランバヤルと偶然出会い、”偽りの夫婦”を演じることになり、その心にも少しずつ変化が…。やがて国の未来、そして自身の人生をも大きく変える決断を迫られることとなり、思わず応援したくなるようなヒロインとして、様々なシーンで不器用ながら大活躍を見せていく!王女らしく、バリエーション豊富に登場するドレスや衣装も見どころの一つだ。

本作を監督した渡邉こと乃監督は、サーラというキャラクターについて「若干諦めた心があるんですけど、精神的に図太いところもあるキャラクターではあるのでそこは大事にして、彼女の心に刺さっているトゲを所々に出しつつ、中盤でそれが顕著になる感じにしようと思いました」と、演出意図を明かしている。本映像には、「傷つくことなど、恐れている場合ではなかったのです」と語り、何かを決心した表情で駆けだすサーラの姿も。
声を担当するのは、今年も話題作への出演が続く浜辺美波。やさしさの中にも芯の強さが感じられる浜辺の声も相まって、映画本編のサーラのひたむきさに思わず心打たれてしまうこと必至!
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『金の国 水の国』キャラクターPV(金の国・サーラ篇)
◆水の国・ナランバヤル篇

サーラと出会うもう一人の主人公が、貧しいが豊かな緑と水に恵まれた<水の国>に暮らす、貧しい建築士のナランバヤル。お調子者ながら家族思いのやさしい青年だが、国と自分の将来に夢や希望が持てずにいたところ、国の思惑に巻き込まれ、サーラと“偽りの夫婦”を演じることに。「何事も平和が一番」と微笑むサーラいつしか心を射抜かれたナランバヤルは、水資源が枯渇している<金の国>の実態を知り、「お嬢さんが生きている間に、水に困らない国にしたいとサーラの未来を案じ、敵対する2国の国交を開くため命を懸けた覚悟を決めることに!コミカルからシリアスまでさまざまな表情をのぞかせながら、適当そうに見えてキメるところはしっかりキメる、ナランバヤルのペースにいつの間にかハマってしまうこと間違いなし!

渡邉監督はナランバヤルの魅力について「口が達者で頭の回転も早いところがクローズアップされやすいんですけど、気持ちの根幹には優しさがあって、サーラの事を思って行動してくれる」と語り、「彼自身にも夢があってそれを実現させようとしているので、主体性を持たせて描こうと思いました」とキャラクターに込めた思いを明かしている。
声を担当するのは、さまざまな作品で幅広い役柄を演じこなす賀来賢人。原作ファンからも「イメージ通り」と評判の賀来の声が、ナランバヤルに新たな魅力を吹き込んでいる。
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『金の国 水の国』キャラクターPV(水の国・ナランバヤル篇)
周囲についていた2人だけの“小さな嘘”は、やがてお互いを思いやる“やさしい嘘”へと変わってゆく。お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人は、果たして国の未来を変えることができるのか!?<最高純度のやさしさ>溢れるその結末に、2023年あなたはきっと初泣きする――。
2023年1月27日(金)全国ロードショー