この恋は、純愛か?それとも狂気か?『ひとりぼっちじゃない』場面写真解禁!

(C)2023「ひとりぼっちじゃない」製作委員会
12月26日(月)

『世界の中心で、愛をさけぶ』『スカイ・クロラ』など、数々の名作を世に送り出してきた脚本家・伊藤ちひろが、10年かけて上梓した小説「ひとりぼっちじゃない」を、行定勲(『GO』『ナラタージュ』)の企画・プロデュースにより、自ら初監督を務め映画化する『ひとりぼっちじゃない』。

原作は、不器用でコミュニケーションがうまくとれない歯科医師・ススメの日記形式の小説。伊藤は脚本も担当し、ススメが謎の多き女性・宮子に恋をすることで、変わっていく自分、歪み狂っていく日々を、初監督ながら圧倒的な世界観で描いている。主演は、デビュー以来音楽シーンに大きなインパクトを残し続けるバンドKing Gnuの井口理。脚本執筆の際に主人公・ススメを井口自身にアテ書きしたという本作で、井口は、撮影前にもかかわらず、伊藤監督とともに撮影地のロケハンにも帯同。並々ならぬ意欲で役柄を構築し、初主演作に挑み、これまで見せたこともない表情でススメを演じた。さらに共演には、ススメが恋をする謎多き女性・宮子に馬場ふみか。宮子の友人でありながら、ススメを惑わせる蓉子に河合優実。若き実力派の二人による、化学反応にも期待が高まっている。

本作は人とのコミュニケーションがうまくとれない歯科医のススメ(井口)が恋をした、アロマ店を営む宮子(馬場)との恋の物語。宮子は部屋に鍵をかけず、突如連絡が取れなくなったりする、つかみどころがない女性だが、ススメは自分を理解してくれている唯一の存在であり、それがうれしかった。しかし、反対に謎の多い宮子を前に、自分は彼女のことを理解できていない、と思い悩む。そんな中、宮子の友達で不思議な魅力がある蓉子(河合)と出会ったススメは、宮子の身に起きた驚きの事実を知る。

解禁された場面写真は4枚。ススメが勤める歯科医院で1人うつむきながらそこにはいない想像の患者と会話しコミュニケーション練習しているシュールなシーンや、ススメが宮子の紹介で出会い蓉子と何を話しているのか気になる食事をしているシーン、観葉植物が生い茂る独特な宮子の部屋で二人過ごしているシーンなど、恋をして幸せを感じる日々を送るススメの日常が映し出されている。映画はこの後、ススメの人生が大きく変わり急展開を見せ、まっすぐに恋をしたススメの想いは徐々に嫉妬、焦りへと変わっていき何かが狂いはじめていく…。
「初めて自分をわかってくれた」宮子との恋の果てにあるものは、純愛なのか狂気か、そして、宮子は何者なのか?メガホンを取った伊藤監督は「ある意味、この映画はホラーです。」と語るほど、終盤に向け“恋”という言葉だけでは言い表せない人間の感情に飲み込まれていく。

2023年3月10日(金)公開

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