ソフィー・マルソー出演『ラ・ブーム』『ラ・ブーム2』40周年記念デジタル・リマスター版より、11月17日のソフィー・マルソーの誕生日に寄せて予告編が解禁された。
本国フランスでは450万人を動員するヒットを記録し、日本でも1982年の劇場公開時には若い観客層を中心的に爆発的な支持を得た『ラ・ブーム』。700人の応募者の中から選ばれたソフィー・マルソーが主人公のヴィックを演じ、世界的な人気を集めるきっかけとなった。その後の活躍はご存じの通り。『アンナ・カレーニナ』『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』などのハリウッド作品にも出演、直近ではフランソワ・オゾン最新作『すべてうまくいきますように』の日本公開もアナウンスされた。

『ラ・ブーム』は、「ブーム」に焦がれる13才のヴィック。両親の心配をよそに、クラスメイトに誘われて親友ぺネロプと参加した念願のブームで、マチューという青年と出逢う。良き相談相手であるひいおばあちゃんのプペットに、彼との”デート”について相談するが…。マチューがヴィックの後ろからヘッドフォンをかけたときに流れる楽曲は、リチャード・サンダーソンの「愛のファンタジー」。アイコニックなシーンと楽曲は多くの映画やミュージックビデオで引用されたり、カバーされ、未だ不滅の輝きを放っている。チークタイム中、こちらにウィンクを投げるヴィックに心を奪われてしまう予告編だ。
■『ラ・ブーム』&『ラ・ブーム2』40周年記念デジタル・リマスター版予告編
続く『ラ・ブーム2』は、フィリップという青年がぺネロプにヴィックの電話番号を尋ねるシーンから始まる。フィリップに「私だけを愛している?」と尋ね、キスをするヴィックはぐっと大人びた表情。プペットからは「好き嫌いに中間はないから、焦ってはダメ」とアドバイスされる。切ないメロディのクック・ダ・ブックスによる主題歌「恋する瞳」が、本編への期待を高める。

12月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテ他にて全国ロードショー