キーラ・ナイトレイ主演、人類が滅びゆく“地球最後のクリスマスイブ”を過ごす家族の姿を描く『サイレント・ナイト』よりポップで軽快なクリスマスソング鳴り響くオープニングシーンの本編映像が解禁された。

あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが充満した世界。もしも家族と友人たちが集うクリスマスが“人類滅亡の日”だったら…
イギリス人夫婦のネル（キーラ・ナイトレイ）とサイモン（マシュー・グード）が、田舎の大きな屋敷でクリスマスのディナー・パーティーを催す。招待客は夫妻の学生時代からの親友たちとその伴侶だ。ネルがパーティーの準備を急ぐ中、ラジオから流れてくるのは、マイケル・ブーブレのヒット曲「ザ・クリスマス・セーター」だ。

そして、続々と招待客たちが、車でパーティー会場のネル＆サイモン邸にやってくる。ド派手な光沢ドレスをまとったサンドラ（アナベル・ウォーリス）と控えめな夫のトニー（ルーファス・ジョーンズ）、あどけなくも舌鋒鋭い娘のキティ（ダヴィダ・マッケンジー）の一家、対照的な性格の同性カップル、ベラ（ルーシー・パンチ）とアレックス（カービー・ハウエル＝バプティスト）、そして、ベラが学生時代に思いを寄せていた医師ジェームズ（ソープ・ディリス）と妻のソフィ（リリー・ローズ・デップ）。彼ら3組は皆、車の中のラジオで「ザ・クリスマス・セーター」を聴きながら、人生最後のクリスマスパーティーへ向かう。

■『サイレント・ナイト』オープニングシーン

夫のサイモンは庭に放しているディナー用の七面鳥をなかなか捕まえることができず、慌てふためく。息子のアート（ローマン・グリフィン・デイヴィス）も料理の仕込みを手伝うが、包丁で手を切ってしまい、赤い血がニンジンに滴り落ちる。軽快なクリスマスソングが流れて気分が上がる一方で、この後に待ち受ける“最後の聖夜”への不穏な展開も予感させるオープニングシーンとなっている。

11月18日（金）グランドシネマサンシャイン　池袋ほか全国公開