平成30年の西日本豪雨による土砂災害をテーマに描いた、東出昌大主演『とべない風船』予告編が完成!

(C)buzzCrow Inc.
11月10日(木)

東出昌大主演、共演に三浦透子、小林薫、浅田美代子が名を連ねる映画 『とべない風船』より予告編が解禁された。

本作は、豪雨で家族を失い心を閉ざした漁師の憲二(東出昌大)が、人生に迷い疎遠になった父親(小林薫)に会いに島にやって来た元教師の凛子(三浦透子)と出会い、家族でも恋人でもない二人の永遠に晴れそうにない心の行方を、美しい島々が連なる多島美(たとうび)を有する瀬戸内海の島を舞台に描いた感動作。甚大な自然災害によって、あるいは人間関係の小さな綻びによってもたらされる喪失を抱えながら、私たちはどのように生きていくのか--。2018年に起きた西日本豪雨を間近で体験した広島出身の宮川博至監督(前作は『テロルンとルンルン』(18))が、「ここ広島で生活しているからこそ、 豪雨災害をテーマに映画を作らなければならない」と決意し、被災した人々の想像を絶する経験や言葉にならない思いを反映した物語を初長編作として作り上げた。


予告編には、数年前に起こった豪雨で家族を失い心に傷を抱えたまま、瀬戸内海の島で漁 師をしながら孤独に生きる主人公・憲二や、過去のトラウマから逃げるようにして島にやって来た元教師の 女・凛子の姿が捉えられている。二人は、美しい島々が連なる多島美を有する瀬戸内海の島で出会うが……。

『とべない風船』予告編

豪雨のなかで泣き叫ぶ主人公、その姿を見つめる凛子の姿がみられる。ポスターのコピーにもなっている主人公の心情「手を離したら、二度と戻らない幸せだった。」、また、凛子の心情「自分探しで見つけたかったのは、自信だった。」の言葉も映像と共に添えられている。そして、主人公が黄色い風船をあげ続けるのはなぜなのか--。広島出身の宮川博至監督だからこそ描くことができた「豪雨災害後」の物語、 ぜひ本編で。


12月1日(木)より広島先行公開(広島・八丁座ほか県内5館にて順次)
2023年1月6日(金)より 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺、MOVIX 昭島ほか全国順次ロードショー

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作品紹介

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