<恋愛至上主義>がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いた映画『そばかす』より、地元に帰って暮らす主人公・蘇畑佳純(そばたかすみ)の日常を切り取った全11枚の場面写真が一挙解禁された。

解禁されたのは、“そばかす”こと主人公・蘇畑佳純(そばた かすみ)(三浦透子)の日常を切り取った全11枚の場面写真。


主人公の佳純(三浦透子)はチェリストになる夢を諦め、東京から地元に戻り家族と暮らす。蘇畑家の食卓では、結婚を急かす母(坂井真紀)、バツ3の祖母(田島令子)、もの静かな父(三宅弘城)、妊娠中の妹(伊藤万理華)とその夫(前原瑞樹)に囲まれている。食卓での会話の内容も、もちろん“恋とか愛”についての会話が繰り広げられている。夫(前原瑞樹)の浮気に気づいている睦美(伊藤万理華)はこの場でその話を切り出し…。さらに会社の同僚から誘われて行った合コン、母に無理やりセッティングされたお見合い、と “恋とか愛に”振り回され、そういった日々にどこか窮屈を感じているような表情が映し出される。




そんな日々を送っていた“そばかす”だが、ある日、元AV女優の同級生・真帆(前田敦子)に再会する。
真帆といる時の表情は、なんとも清々しい笑顔でいることができる。佳純にとって真帆は鬱屈とした日々に差した光とも言える存在であることがわかる。

その他、夢中になっていたチェロに再び触れるシーンや、職場である保育園で「シンデレラ」の紙芝居を披露するシーンも。様々な人と交わる中で、佳純は何を思い、どう進んでいくのか。展開が気になる場面写真が解禁された。


制作は、『勝手にふるえてろ』(17/大九明子監督)、『寝ても覚めても』(18/濱口竜介監督)、『愛がなんだ』(20/今泉力哉監督)、『本気のしるし』(20/深田晃司監督)を手掛けてきたメ〜テレと、制作会社ダブ。本作は新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノット・ヒロイン・ムービーズの『よだかの片想い』(9/16公開)に次ぐ、第三弾公開作品として制作された。
2022年12月16日(金)、新宿武蔵野館ほか全国公開