“猫好きにとって天国”な撮影秘話を披露!『ねことじいちゃん』完成披露試写会レポ♪

(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会
2月6日(水)

NHK-BSプレミアムで放送中の『岩合光昭の世界ネコ歩き』も大人気の岩合光昭初監督&落語家の立川志の輔が映画初主演、そしてヒロイン役として柴咲コウが3年ぶりに映画出演することでも話題の『ねことじいちゃん』の完成披露イベントが開催された!

多くの猫好きが集まった会場に、蝶ネクタイ姿にスーツで登場の志の輔さんは「私がじいちゃんです」とにっこり。写真展やNHKの番組を通して、岩合さんの撮る猫たちの姿に感動を覚え、会って話をする中で「ときどき言う冗談は面白くないけど(笑)、純粋で作品も人間性も素敵で、尊敬する気持ちを抱く中で今回のオファーをいただいた」という。当初は「何を考えてるんだ?」とオファーを断ったが「事務所からのメールだけで終わりにするのも申し訳ないと電話をかけたんですが、落語家の欲で『ワンカットくらい出してください』と言ったら、岩合さんの事務所で会うことになって、話すうちに、いつの間にやら『3月のひと月ほどで島で撮影するので来ませんか?』と言われて、気づいたら撮影が終わってました!(笑)」と振り返る。

岩合監督は、志の輔さんの出演について「(最初に断られたことに)ショックを受けて、何回も挑戦して、最後の手段で『師匠に出ていただけないなら、この映画を作るのやめます!』と言った」と明かし、出演にこぎつけたときは「ホテルの天井に頭をぶつけそうになるくらい飛び上がって喜びました」と明かしていた。

ヒロインの美智子役を演じた柴咲は「まず岩合さんの初監督ということで、絶対にその『初めて』に参加したいと意気込んで、とにもかくにも出させてもらおうと、どういう役かもわからず引き受けました。志の輔さんの“初主演”ももちろん、今回限りのことですから、2つの『初めて』に立ちあえて嬉しかったです」と笑顔で述懐。島の住人であるサチを演じた銀粉蝶さんも「のどかな島で、東京で毎日暮らしてたら考えられないようなのんびりした空気の中で撮影し、(タマ以外にも)ほかにも猫がいっぱいいて、猫好きなので天国でした」と楽しそうに撮影を振り返っていた。

最後のフォトセッションでは、キャストに加えて、主演猫のタマを演じたベーコンが、キャストが集まる中央まで自ら歩いて登壇するというスーパーキャットぶりを見せつけ、その様子に会場は大盛り上がり。撮影中も会場は温かい笑い声に包まれ、イベントは終了した。

2月22日(金)“猫の日” ROADSHOW

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