第35回東京国際映画祭コンペティション部門選出!『エゴイスト』惹かれ合う二人の、この上ない幸せを切り取ったティザービジュアルが到着!

(C) 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
9月21日(水)

様々なテーマを愛と毒のある切り口で、数々のコラムを世に送り出してきた高山真の自伝的小説「エゴイスト」の映画化より、ティザービジュアルと追加キャストが解禁された。

主人公・浩輔役に『孤狼の血 LEVEL2』の怪演で第45回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ多くの賞を受賞し、今最も勢いに乗る俳優である鈴木亮平、龍太役には『騙し絵の牙』、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」など話題作への出演が続く宮沢氷魚を迎えて映画化、2023年2月に公開することが決定いたしました。『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などの松永大司が監督を務める。


まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔。最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。解禁されたティザービジュアルは、そんな二人を象徴する“これ以上ない幸せな瞬間”を切り取った一枚。亡き母への想いを抱えた浩輔は、母に寄り添う龍太の姿にどこか自分を重ね、溢れんばかりの愛で包むように龍太の髪を乾かす。それに応えるかのように、龍太は純粋無垢な微笑みで浩輔を見つめる。二人の澄み切った笑顔に惹きつけられるティザービジュアルとなった。

また4名の追加キャストが解禁。女手一つで龍太を育てた母・中村妙子役として、2008年に小説「婚約のあとで」で、第十五回島清恋愛文学賞を受賞、2014年第六十二回菊池寛賞を受賞するなど執筆を中心にインタビュー、テレビ等幅広く活躍する阿川佐和子が、浩輔と龍太をつなぐ非常に重要な役どころで出演する。


浩輔が14歳の時に亡くなった母・斉藤しず子役を演じるのは、2001年、映画『火垂』で主演を務め、同年ブエノスアイレス映画祭で主演女優賞を受賞、2020年韓国のアカデミー賞ともいえる青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞をW受賞した韓国映画「ユンヒヘ」にも出演の中村優子。


中学時代の浩輔役を演じた和田庵は、『ミックス。」に映画初出演、映画『茜色に焼かれる』で主人公の息子役を熱演し、第95回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞などを受賞した期待の若手俳優。浩輔の父・斉藤義夫役は、1976年劇団東京乾電池を結成し座長を務め、1998年「カンゾー先生」にて第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。以降、映画のみならず、舞台やテレビドラマにも多数出演し、数々の映画賞他、2019年には旭日小綬章を受章した柄本明が演じる。


さらに2022年 10月24日(月)~11月2日(水)の10日間開催される第35回東京国際映画祭 2022 コンペティション部門に映画『エゴイスト』が選出。35回目を迎える東京国際映画祭(TIFF)は、日本で唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であり、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催される。公式サイトへ。

◆阿川佐和子コメント
数少ない私の演技経験の範囲で申し上げるのは僭越ながら、この映画と、そして松永監督率いるすべてのスタッフと関われたことは、私にとってかけがえのない宝物として心に刻み込まれました。軽々には捉えにくい愛の世界を前にして、これほど素直になれ、これほど美しいと思えることは、なんと豊かで幸せなのでしょう。

2023年2月全国公開

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