乙野四方字(おとの よもじ)原作小説のアニメーション映画化『僕が愛したすべての君へ』、『君を愛したひとりの僕へ』より、両作の挿入歌は、先日発表となった主題歌と同じく、若者を中心に絶大な人気を誇る須田景凪とSaucy Dogの2組のアーティストが担当!さらに須田景凪とSaucy Dog石原が今回声優にも挑戦していることも解禁となり、楽曲に込めた想いとともに声優出演してのコメントも到着した。
原作は、シリーズ累計発行部数40万部を突破した乙野四方字の小説「僕が愛したすべての君へ」、「君を愛したひとりの僕へ」(ハヤカワ文庫刊)。 “並行世界”を行き来することができる世界で、ひとりの少年が、それぞれの世界の別々の少女と恋に落ちるラブストーリー。『僕が愛したすべての君へ』は、松本 淳監督、BAKKEN RECORDが制作。『君を愛したひとりの僕へ』は、カサヰケンイチ監督、制作をトムス・エンタテインメントが担当!そして『僕愛』『君愛』2作品の主人公・暦を宮沢氷魚。『僕愛』で暦と恋仲になるヒロイン・和音を橋本愛、『君愛』で暦と恋仲になるヒロイン・栞を蒔田彩珠が担当。さらに『僕愛』の主題歌を須田景凪、『君愛』の主題歌をSaucy Dogが担当する。

“バルーン”名義でボカロPとして活動を始め、多数の映画やドラマ、アニメなどの主題歌を担当し、その中毒性のあるメロディが絶大な支持を受けている須田景凪。エモさを感じさせるVo石原の紡ぎ出すリアルな歌詞と歌声とメロディが、若者を中心に圧倒的な支持を得て、今注目のバンドとして音楽番組やフェスへ引っ張りだこの3ピースギターロックバンド・Saucy Dog。各挿入歌は本作のために各アーティストが書き下ろした楽曲となっており、『僕愛』『君愛』の世界観とそれぞれのアーティストの魅力がたっぷり詰まった特別な仕上がりとなっている。個性溢れる2組のアーティストの魅力的な楽曲とともに映し出される『僕愛』『君愛』の美しいアニメーション映像と、須田景凪とSaucy Dog石原が演じたキャラクターにも注目だ。
『僕愛』の挿入歌は須田景凪が本作のために書き下ろした楽曲「落花流水」

「心を持ち寄って重ねた日々の中に 手離してしまった景色がいくつあったろう」と須田景凪の優しさの中に力強さを感じる歌声から始まり、思わず引き込まれる特長的なメロディが続く冒頭部分。サビの「今、見た景色は手離さないで それが僕らになるから」という歌詞は、『僕愛』の世界で暦と和音が本当の愛”を見つけ、寄り添い、人生を共にしていく姿を彷彿とさせる。 『僕愛』の世界を須田景凪の独自の感性で音楽に落とし込み、中毒性のあるメロディとともに疾走感のある楽曲に仕上がっている。
■『僕が愛したすべての君へ』特別映像
『君愛』の挿入歌はSaucy Dogが手がけた「サマーデイドリーム」

楽曲タイトルの通り“ひと夏の青春”を切り取ったかのような爽やかでキャッチーなイントロから始まり、「8月の喧騒と干からびた僕達」とエモさが溢れる、Vo石原の優しい歌声に冒頭から引き込まれる本楽曲。「夏の空に溺れそうな程 僕らは青過ぎて でもまだ幼くていいよね」という歌詞は、14歳の夏休みを一緒に過ごす『君愛』の暦と栞をイメージさせる。「くっついて もっと近くに居たいと思うよ」など書き下ろしならではの、暦と栞が惹かれ合いながらも、栞が“交差点の幽霊”となってしまった、ふたりの切ない運命を予感させる楽曲になっている。
■『君を愛したひとりの僕へ』特別映像
『僕が愛したすべての君へ』挿入歌担当/須田景凪コメント
今回、映画『僕が愛したすべての君へ』への主題歌に続き、挿入歌「落花流水」という音楽を書かせて頂きました。四字熟語の楽曲タイトルにある通り、互いに惹かれ合う様を表しました。映画本編では関係性の密度が増していくような、素敵なシーンで流して頂いてます。自由な解釈で楽しんで貰えたら幸せです。また、お声掛け頂きまして、ほんの一言ですが本編で初めて声優に挑戦させて頂きました。貴重な体験でした。お手柔らかにお願いします..。

『君を愛したひとりの僕へ』挿入歌担当/Saucy Dogコメント
疾走感と夏を意識しながら作りました。主題歌とも繋がる一曲になったと思います。あの夏を思い出しながら劇場で聴いて下さい。そして一言ですが声優としても参加しています。とても貴重な経験をさせて頂きました。公開までもうしばらくお待ちください!お楽しみに!!

10月7日(金) 2作同日公開