ドキュメンタリー『ウクライナから平和を叫ぶ』の9月9日(金)からのアップリンク吉祥寺での公開を記念して、吉祥寺駅北口から徒歩5分にあるウクライナ料理店Babusya.REYがアップリンク吉祥寺に期間限定で出店することが決定した。本作で描かれている2014年に戦争が始まった後に語学留学で日本に来て、今年のロシアのウクライナ侵攻で日本に避難してきた他の家族の生活も守るためにレストランを始めたというビクトリヤさんより、本コラボと映画へのコメントが届いた。
本作は、2010年より旧ソ連の国々を取材してきたスロバキア人写真家ユライ・ムラヴェツ Jr.が2015年にウクライナ入りし、ドネツク側とウクライナ側の両方の生の声を記録。ドネツク側では、戦場に参加した鉱夫と参加しなかった鉱夫、ウクライナ兵にスパイと間違えられ拘束された人、「プーチンに助けてほしい」と言う女性、ウクライナ側では、大佐、手榴弾で手足を失った退役軍人、老女、子供、ホームレスなど幅広い人の証言を網羅。当時の記憶を辿ることで、ウクライナで起こっている紛争の本質が見えてくる、今見るべき貴重なドキュメンタリーだ。
<Babusya.REYのアップリンク吉祥寺への出店日>
9月9日(金)、12日(月)~15日(木) 正午からフード完売まで
<メニュー>
▼スィルニーキ:600円
ウクライナ風チーズパンケーキ。おやつやデザートとしてはもちろん、ウクライナでは朝ご飯として食べられる事が多い。

▼ナリスニキ:700円
チキンとチーズ、マッシュルームが入った食事クレープ

▼ウクライナ流ウォッカ:各ワンショット300円
① ハニーレモン
② レッドチリペッパー(劇辛ウォッカ)
③ ホースラディッシュ

<ウクライナ出身のビクトリヤさん(Babusya.REY)コメント>
すごく素晴らしい機会をありがとうございます。おそらくほとんどの日本人の方がウクライナ料理を食べた事がないと思うので、この機会にウクライナについての映画を見ながら料理やお酒の味覚でもウクライナについて知ってもらえたらと思います。本作はなかなか重たく、気楽に見れる映画ではないでしょう。実際にウクライナで起きた事、起こっている事が映されています。この映画を見ることで実際に何が起きているのか、より理解を深められると思います。私たちはとにかく平和を祈っています。映画を見る際は、ウクライナの味と共に、ウクライナの現状をより深く知っていただけたらと思います。

ウクライナ料理店Babusya.REY(バブーシャレイ)
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-25-4-2F 営業時間:土日祝限定11:00~15:00)

本作は、シネリーブル梅田(大阪)、名演小劇場(名古屋)、フォーラム仙台、アップリンク京都、八丁座(広島)、キネマ旬報シアター(柏)にて上映中で、9月9日(金)にアップリンク吉祥寺、シネ・リーブル神戸(兵庫)、シネマテークたかさき(群馬)、シネマクレール(岡山)、9月10日(土)にあつぎのえいがかんkiki、9月16日(金)に静岡シネギャラリー、kino cinema天神、9月24日(土)にシネマディクト(青森)、9月30日(金)に福山駅前シネマモード、10月8日(土)上田映劇(長野)、10月14日(金)サツゲキ(北海道)、10月28日(金)シネマパレット(沖縄)、近日公開シネ・ピピア(宝塚)と、続々上映劇場が決定している。
全国順次公開中