TikTokで話題の小説が映画化!『僕が愛したすべての君へ』、『君を愛したひとりの僕へ』ティザービジュアル&特報&場面カット解禁!両監督からのコメントも到着!

(C)2022 「僕愛」「君愛」製作委員会
6月1日(水)

乙野四方字(おとの よもじ)原作小説の『僕が愛したすべての君へ』、『君を愛したひとりの僕へ』がアニメーションとなり、10月7日(金)より、2作同日公開される。今回はティザービジュアルと特報・場面カットが公開、さらに両監督からのコメントも到着した。

原作は、2016年6月に刊行された乙野四方字の小説「僕が愛したすべての君へ」、「君を愛したひとりの僕へ」(ハヤカワ文庫刊)。“並行世界”を行き来することができる世界の同じ名前のふたりの少年が、それぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちるラブストーリー。ふたつの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っている、そんな斬新な設定がTikTokで紹介され話題となり、原作は累計発行部数28万部を突破。


明るい日差しが差し込む真っ青な空の下、“交差点”に佇む学生服を着た少年と少女が描かれているティザービジュアルの『僕が愛したすべての君へ』は、 「閃光のナイトレイド」、『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマンさらば友よ』を手掛けた松本 淳が監督を務め、タツノコプロ内の新スタジオレーベルBAKKEN RECORDが制作を担当!一方、暖かな夕焼け空の下、“交差点”に佇む少年と白いワンピースを着た少女が描かれているティザービジュアルの『君を愛したひとりの僕へ』は、「バクマン。」、「のだめカンタービレ」、「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」を手掛けたカサヰケンイチが監督を務め、制作をトムス・エンタテインメントが担当。

監督と制作スタジオ、それぞれの良さを出しつつも、並行世界で起こるふたつの物語を手掛ける本作について、『僕愛』監督の松本は「この2つの映画を観た方々はどう思うのだろうか。2本のクロニクル是非あなたの目で確認してください。」とコメントし、『君愛』監督のカサヰは「選択しなかった世界を垣間見ることができるとしたら、みなさんはどんな世界を覗いてみたいですか。」とコメントを寄せた。

ある“選択”によってこの世界で起こる物語の結末が変わるとしたら…選ばれなかったもうひとつの世界ではどんな運命が待ち受けるのか?!
それぞれの特報は、「僕たちは生まれた瞬間から無数の選択をして生きている」という同じナレーションからスタートする。“選択”によって異なる人生を歩むことになる同じ名前の少年・暦を主人公に、暦とクラスメイトの和音との日々が描かれる『僕愛』。また違う並行世界で暦と出会い恋仲になる栞との日々を映す『君愛』。

『僕が愛したすべての君へ』特報
『君を愛したひとりの僕へ』特報

『僕愛』では暦の姿とともにアップテンポな音楽が入り、この世界の暦と一緒に過ごす、85番目の並行世界から来たというクラスメイトの和音との出会いが描かれている。「あっちの世界では恋人なんだけど」と告げる和音と日々を過ごす暦だが、和音がつけている数字の入った腕時計やパソコンに映し出されるエラーコード画面が表示されている意味とは・・・。一方の『君愛』はスローペースな音楽とともに、別の並行世界にいる暦と栞が仲良く自転車に乗る様子や、見つめ合う2人が描かれ、幸せな雰囲気が伺えるが、次の瞬間「運命だと思った君と結ばれない世界で出会ってしまった」というナレーションとともに、泣き崩れる暦が描かれる。暦はそれぞれの世界で、幸せな結末を迎えることができるのか?

さらに今回のティザービジュアルや特報で、『僕愛』と『君愛』の世界を繋ぐ場所として描かれる交差点は、原作者・乙野四方字の生まれ故郷である大分県大分市にある「昭和通り交差点」がモチーフとなっていることも先日の情報解禁後にネット上で話題となっている。今後この“交差点”が2つの物語が進んでいく上で重要なカギとなっていくのか注目だ。

◆『僕が愛したすべての君へ』 松本淳監督コメント
高崎暦、日高暦、同じであり違う人、別人であり同じ人。縁あって高崎暦と付き合う事になったが幸せなのはどっちの暦なのだろうと考える。それにしても1人の人間が1つの選択肢が違うとかくも違う人生を送るものかと驚かされる。これはSFだけの話だろうかそれとも現実世界でも起こりうる話なのだろうか。でも、2人の暦はプロセスこそ極端に違えど幸せな人生を送ったのではないだろうか。この2つの映画を観た方々はどう思うのだろうか。2本のクロニクル是非あなたの目で確認してください。


◆『君を愛したひとりの僕へ』 カサヰケンイチ監督コメント
選択しなかった世界を垣間見ることができるとしたら、みなさんはどんな世界を覗いてみたいですか。それよりも選んできたこの世界を間違いにしないことを考えるべきなのかもしれませんが、想像してみることは自由です。この世界が豊かな想像力に溢れた世界へと向かっていますように。


10月7日(金) 2作同日公開

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作品紹介

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