「この仕事が何よりも好きなこと」檀れいが熱弁!“水谷豊“監督作品第3弾『太陽とボレロ』東京プレミアに水谷組が集結!

(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会
5月24日(火)

本イベントは、本作がオーケストラを題材にしていることにちなみ縦2.4m×横7.2mの大型劇場パネルが設置された本物のコンサートホールさながらの会場で開催。本作が映画初主演の檀れい、石丸幹二、町田啓太、森マリア、監督・脚本を務める水谷豊が続々と登壇し、満員のお客様からの大きな拍手のなか舞台挨拶が始まった。

まず初めに、公開まで2週間を切った今の気持ちを問われると、映画初主演の檀は「1人でも多くの方に見ていただきたいですし、可愛がっていただきたいです。」と公開への期待を語る。また、監督作品3作目となる水谷は「(コロナ禍での撮影延期を経て)今、作品が完成してここに立てていることが奇跡だと感じています。」と本作にかけてきた想いを熱弁。続いて、水谷組での撮影について檀は「(毎朝、水谷監督と全キャスト・スタッフで交わす)グータッチからいただくエネルギーは大きくて、今日も1日頑張るぞと思いました。」、町田は「こんな時間をすっと過ごせたらいいなと思うぐらい夢のような時間でした。」と語り、水谷組の仲の良さが伝わる回答に会場も暖かい空気に包まれた。また、それを受けて水谷は「冗談だけど、どうしてそのことを現場で言ってくれなかったのか(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。


吹き替え無しでの演奏シーンの撮影について、トランペット奏者・田ノ浦圭介役の町田は「小学校の鼓笛隊で少しだけ鳴らしたことがありまして、まさかまたトランペットと縁があるとは思いませんでした(笑)」と、はにかみながら答え、「1年以上、(家での練習では音が大きいため)布団をかぶったり、時にはマウスピースだけで練習していました。」と苦労した練習の日々を語りました。続く、ヴァイオリン奏者・宮園あかり役の森は「共通言語として“音楽”という話題があったので、他の現場よりも一体感が感じられました。」と音楽を通してキャスト一丸となっていった当初の様子を明かした。

また、その練習の成果を目にした弥生交響楽団主宰者・花村理子役の檀は「花村理子としても檀れいとしてもうちの弥生交響楽団はほんとにすごいんだぞと叫びたいくらいみなさんカッコよかったです。」、花村理子を支える鶴間芳文役の石丸は「本当の意味でのブラボーの演奏を聞かせてもらって感激でした。」とそれぞれに絶賛。そして、弥生交響楽団のメンバーが音楽を愛するようにキャスト陣が「ずっと好きなもの」や「好きなこと」を問われると、檀は「やはりこの仕事です。表現すること、エンターテインメントの世界でお仕事することは何よりも好きなことです。どんなに大変でも苦しくてもそれ以上に好きという気持ちがあるのが1番いいと思います。」と語り、水谷は「人って何だろうと思うことが原動力。いろんなことがあっても最後に必ずいいことがあると思って生活することが好きなことです。」と回答、長年エンターテインメント界を牽引してきた2人の深い答えに、他キャストも真剣に耳を傾ける様子が伺える。


最後に、檀は「ユーモアあふれる作品なので存分に楽しんでいただけたらいいなと思っています。」、水谷は「太陽とボレロがご覧になったどなたかにとって、1日幸せな気分で過ごせるようないい映画になってくれたらこんなに嬉しいことはありません。」と公開に向けた意気込みを語り、イベントは終了した。


6月3日(金)全国ロードショー

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