チェルノブイリ原発の爆発で病院に到着したアレクセイが目にした事実とは『チェルノブイリ1986』驚愕の本編映像解禁!

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4月19日(火)

チェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故。全世界を未曾有の危機から救うため命を懸けた消防士の物語『チェルノブイリ1986』より、チェルノブイリ原発の爆発後、被ばくした人間は家族にも会えず隔離されてしまうという事実を目の当たりに困惑する若き消防士アレクセイ。驚愕の本編映像が到着!

爆発したチェルノブイリ原発から病院に到着したアレクセイは、突然名前を呼ばれ起こされる。「ああ、どれだけ寝てた?」と、だるそうに問いかけるアレクセイに「吐き気は?気分はどう?」と矢次早に質問する白衣の女性。アレクセイの「平気だ」の一言に「それならよかった。放射線科医のジーナよ。あなたを連れに来たの。外で待ってるから着替えて。」と、急いだ様子で話し、病室から出て行ってしまう。
アレクセイは不安そうに周りを見回すと、同僚のニコライが窓の外に向かって何かを言っていた。「ダメだ、帰れ。」と声を荒げるニコライ。それを見た看護婦が「窓から離れてください。困ります。」と注意をすると、アレクセイは外にいるのがニコライの家族たちだと気づく。そして、チェルノブイリ原発にいた人間は汚染のせいで隔離されていることを知ると、「放射線の反応は人それぞれ。5分で死ぬ人も5時間浴びても平気な人も。14レムで幸運ね。」と、看護婦に冷たく言われてしまう。
病室の外も戦場のようだった。「汚染された服は地下に。今、着いた人は入り口で服を脱いで」と、大きな声を出す看護婦の横を足早に歩くアレクセイだったが…。

監督と主演のアレクセイを兼任したコズロフスキーは、本作を制作するにあたり消防士、医師、エンジニアらにインタビューを行った。「モスクワの第6病院で働いていた女性医師とのインタビューでは、胸が締めつけられる思いがしました。彼女は原子炉建屋の炎を消すために最も苦しんだ消防士たちが、最初に入院してきたときのことを話してくれました。若くて陽気な消防士たちは冗談を言い続けていましたが、医師たちはもうすぐ全員が死んでしまうことを知っていたのです。」と、事故の当事者にインタビューしたことは、監督にとって衝撃的な体験だったと明かしている。

『チェルノブイリ1986』驚愕の本編映像

5/6(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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