“スージー・クアトロ”誕生の瞬間! トレードマーク、ジャンプスーツの秘話が明らかに!『スージーQ』本編映像・新場面写真公開!

(C) The Acme Film Company Pty Ltd 2019
4月8日(金)

これまでもブライアン・ウィルソンやボブ・ディラン、クイーンなど人気・実力ともに兼ね備えたミュージシャンたちを捉えた良質なドキュメンタリー映画を数多く手掛けてきたジェットリンクが新たに提供する音楽ドキュメンタリー、『リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス』。

公開する本編映像の一部では、レザーのジャンプスーツに身を包みベースを弾くという“スージー・クアトロ”のスタイルが確立された経緯が明かされる。日本でも大ヒットしたセカンド・シングル「キャン・ザ・キャン」(73)製作時にプロデューサーを務めたマイク・チャップマンとニッキー・チンが、スージーの熱望を取り入れつつ、67年公開の映画『バーバレラ』で主演を務めたジェーン・フォンダにヒントを得て衣装を決定。ローリング・ストーンズの撮影などで知られるイギリスの写真家ゲレッド・マンコウィッツが撮影した、レザーのスーツ姿で仁王立ちするジャケット写真は、“スージー・クアトロ”の代名詞とも言える一枚となった。彼女の姿は多くの少女に影響を与え、その一人には長年スージーの大ファンだったというザ・ランナウェイズのジョーン・ジェットがいる。スージーのツアーにも帯同したアリス・クーパーは「ジョーン・ジェットはスージーを手本にしている 本物だからだ」と、見た目もそっくりに真似ていたというジョーン・ジェットの当時の様子について言及。女性ギタリストでありロックンロールの象徴ともいわれる彼女は、スージーについて「彼女は私には不可欠な存在」と語っている。ジェンダーのステレオタイプを打ち破り、女性ロックンローラーの元祖として人気を集めたスージー・クアトロの半生を描いた本編を観れば、彼女のスタイルだけではなく、真っ直ぐな人間性にも魅了されること間違いないだろう。

『スージーQ』本編映像

『スージーQ』、『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』5月6日(金)より
新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか3作連続公開

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP