世界中から愛されるアーティスト、波乱万丈の人生に迫る傑作ドキュメンタリー!『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』場面写真が到着!

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3月15日(火)

独自の画風を確立したコロンビアの巨匠、フェルナンド・ボテロの波乱万丈な人生と、多幸感あふれる創作の秘密に迫る傑作ドキュメンタリー『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』より、場面写真が解禁された。

世界で最も有名な存命の芸術家、フェルナンド・ボテロ。人間も静物もなぜだかみんなふっくら、ぷっくりと膨らみ、素朴でユーモアあふれる作風が愛される巨匠。90歳のマエストロは現在も毎朝アトリエに通い、多幸感あふれる独創的な作品を生み出し続けている。本作では、幼い頃に父を失った貧しい少年が、闘牛士学校に通いながらスケッチ画を描いていた原点から、対象物をぽってりと誇張する“ボテリズム”に目覚め、『モナ・リザ、12歳』のMoMA展示で一躍注目を浴びアート界の頂点へとたどり着いた軌跡を追いかける。一方でコロンビア出身という出自で差別され、ポップアートや抽象表現主義全盛期に具象画を描く頑なさを批判されたことも。愛息の死、自身の利き手の一部を失う悲劇など、精神的にも肉体的にも作家生命が危ぶまれた衝撃の過去が明かされる――。


日本に初めてお目見えしたのは、1981年6月の西武美術館での展覧会。一度目にしたら忘れられないユニークなフォルムと陽気な色彩は日本でも大きな話題となり、今では全国各地の美術館や街角にプクプクした彫刻が設置されている。4月からは、26年ぶりとなる大規模展『ボテロ展 ふくよかな魔法』が、Bunkamuraザ・ミュージアムなど全国3ヶ所を巡回する。なぜ、すべてをふくよかにするのか?そこに込めた意味とは。唯一無二の独創性を貫く信念について、ボテロ本人、そして波乱万丈の人生を一緒に歩いてきたファミリーが語りきる貴重なドキュメンタリー!


到着した場面写真では、ボテロ本人や実娘がインタビューに答える様子や、ボテロ本人が自分の絵を鑑賞する姿、絵を前にして解説をする様子などが切り取られている。また、貴重なボテロの若い頃の写真も映されており、これまであまり明かされてこなかった巨匠ボテロの知られざる半生や、その独特なタッチの絵に込められた想いが語られる。さらに、街中に設置されたボテロの彫刻作品や、今回新たに発見されたボテロの絵画など、数多くのボテロ作品が登場し、世界中に点在するボテロ作品を一度に楽しむことができる場面写真となっている。


4月29日(金・祝)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー

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