圧倒的な映像美を背景に、娘への父の想いを描いた感動作!チャン・イーモウ監督『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』日本版予告編が解禁!

(C) Huanxi Media Group Limited    
3月7日(月)

これまで3度アカデミー国際長編映画賞にノミネートされ、多くの映画祭で華々しい受賞歴を誇り、世界が待ち望んだチャン・イーモウ監督の最新作『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』より、日本版予告編が到着した。

2021年トロント国際映画祭に正式出品され話題となった本作は、監督自身長年映画化を熱望していた企画であり、その全体にあたたかく流れるのは、チャン・イーモウ監督の確かな”映画への愛”。かつて手掛けた名作『初恋のきた道』や『妻への家路』のようなエモーショナルな人間ドラマであり、全ての“映画”へのオマージュを感じさせる。


今回、解禁となった日本版予告編は、「映画を愛する全ての人に捧げる作品だ」というチャン・イーモウ監督の言葉から始まり、「映画は終わったのか?次はどこで観れる?」と尋ね、慌てて広大な砂漠の中を黙々と進む男の姿へと。たどり着いた村では、村人総出で映画が来るのを心待ちにしており、「映画の上映は、この辺りじゃ一大事だ。数か月に一度の夜を、皆心待ちにしてる」と映画館の責任者・ファン。しかし運搬途中の不手際で、膨大な量のフィルムがむき出しで地面にばらまかれ汚れてしまい上映不可能な状態になってしまう。その傍らで「俺の娘が出てる」と22号のニュースフィルムの缶を手に取る男。実はそこに1秒映っているという娘の姿を見るために収容所から逃亡した囚人だった。 一方、男はそのフィルム缶を盗もうとした小汚い子供を捕まえる。名を問うが「ないよ。親がいないから」という少女は幼い弟との貧しい暮らしを懸命に生き抜こうとしていた。そしてファン電影は、男や村人と共にフィルムを手洗いで洗浄し上映にむけて奔走する。 

『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』日本版予告編

文化大革命の混沌とした時代にあった中国で、映画に熱狂する市井の人々、そしてフィルムを巡る様々な切なる思いが描かれ、観客に改めて映画の持つ力を問いかけるだろう。まさにチャン・イーモウ監督の映画への愛と希望あふれる本作への期待が高まる予告編となっている。

5月20日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP